2015年2月6日

臼田勤哉

「Music Unlimitedが去り、Netflixが来る」。OTTのストリーミングサービスもグローバルトップ1、2以外は非常に厳しい(トップですら収益的には"?"がつく)事業だなぁなどと思いながらも、日本における今後の代替案を示せていないMusic Unlimitedの撤退方法は歯がゆく感じます。少なくとも日本では替えが利きそうで利かない良いサービスだったのに……

　昨年来コンテンツ配信の激震というのは予想されていたことではあるのですが、国内のな強力プレーヤーであるスカパー!。その決算会見に行ってきました。基本的には決算説明なのですが4K放送、オンデマンドなどを積極強化など興味深いトピックがちらほら。その中で個人的に興味深く聞いたのが、衛星事業の説明でした。震災以来、インフラ企業だけでなく、一般企業でもBCPのバックアップ回線として衛星通信が期待されていること、低価格化/高寿命化や、衛星高出力化によるアンテナ小型化、科学推進エンジンから電気推進エンジンというトレンドなど短い時間ながらいろいろ勉強になりました。まあ記事では一切触れていないのですが……。ご興味がある方はこちらのスライド(PDF)などを御覧ください。

山崎健太郎

　大型センサー搭載の高級路線コンパクトデジカメが花盛りですが、個人的には1インチセンサーを搭載したアクションカムが欲しいところ。スキーの雪原とか、バイク&ロードバイクで攻める峠や林道などは、光が強烈だったり、明暗差が激しい場所が多く、白トビや黒つぶれを防ぐために、ラティチュードの広いセンサーが欲しいなぁと。

　大型センサー搭載の高価なカメラを落としてしまったり、壊してしまうと精神的ダメージ大ですが、頑張ってたどり着いた絶景こそ、最高の画質で録画したいもの。筐体が大きくなってもいいので、4Kよりも、そっち方面の差別化に期待しています。

中林暁

　オリンパスのオープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS AIR A01」は、今後の期待を含めて買いそうな気がします。ソニーのレンズスタイルカメラも一時期使っていましたが、撮りたいと思ったときにパッと撮って、転送などできるかどうかという基本的なところが、まずは重要になりそう。その後で、いろいろなアプリやアクセサリでの発展性も楽しみです。

一條徹

　いよいよ今週、スカパー!の4K本放送のプログラム第1弾が発表されました。まだ4K対応テレビを持っていないのですが、レビューでも取り上げた40型の4K VIERA「TH-40AX700」のように手頃な値段なら買ってもいいかな、と思えてきました。テレビを買ってでも4K放送が見たい、と思えるような魅力的なコンテンツの拡充を期待しています。