COWON、タッチ液晶搭載「D2」を機能強化した「D2+」

-「BBE+」搭載。8GB 19,800円/16GB 24,800円


16GBメモリ内蔵のブラックモデルと8GBメモリのシルバーモデル

3月19日発売

オープンプライス

  株式会社コウォンジャパンは、タッチ液晶を備えたポータブルプレーヤー「COWON D2」のバージョンアップモデル、「D2+」(D2プラス)を3月19日に発売する。価格はオープンプライス。直販価格は、8GBメモリ内蔵でシルバーカラーの「D2P-8G-SL」が19,800円、16GBでブラックの「D2P-16G-BK」が24,800円。

  従来モデル「D2」の8GB版は2007年10月に実売36,800円で発売されたため、新モデルでは17,000円程度値下がりしたことになる。D2の16GBモデルは2008年5月に直販29,800円で発売されており、新モデルでは5,000円の値下がりとなる。

シルバーモデル

 最大の特徴は、高音質化技術「BBE」のアルゴリズムを進化させた、「BBE+」を新たに搭載したこと。具体的には音を鮮やかにする「BBE」、低音を増強する「Mach3Bass」、音の繋がりを良くする「3D Surround」、欠落した原音情報を補う「MP Enhance」機能などで構成。自然で聞きやすく、圧縮音楽ファイルを原音に近い音で再現できるという。

 そのほかの仕様は従来モデルとほぼ同じ。2.5型/320×240ドットのタッチパネル式カラー液晶を搭載したオーディオ/ビデオプレーヤーで、内蔵メモリに加え、SD/SDHC/MMCカードスロットも装備。メモリ容量の拡張にも対応している。

  MP3、WMA、OGG、FLAC、APE、WAVの音楽ファイルに加え、Xvid、WMV9とMPEG-4系のAVIなどのビデオ再生にも対応。付属のソフト「Jet Audio」での変換/転送も行なえる。さらにFMラジオも装備。マイクも内蔵し、ボイスレコードやラジオ録音も可能。静止画やテキストファイルも表示できるほか、Flash Liteにも対応。手書きメモ機能、電卓機能なども用意する。

  イヤフォン出力は37mW×2ch(16Ω時)。対応OSはWindows Me/2000/XP/Vista。Mac OS 10以降にも対応するが、USB接続によるデータ転送のみのサポートとなる。内蔵バッテリはリチウムポリマーで、連続駆動時間は、動画が約10時間、音楽が約52時間。外形寸法は55.4×78×16.6mm(縦×横×厚み)、重量は91g。


(2009年 3月 13日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]