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銀座ソニービルが取り壊されイベントスペースに。2022年に新ソニービル
2016年6月13日 13:43
ソニーは、東京・銀座のソニービルをリニューアルする事業計画「銀座ソニーパークプロジェクト」を実施する。2017年3月31日で現在のソニービルの営業を一旦終了。ビルを解体し、訪日観光客の増加が見込まれる2018年~2020年の間は、「銀座ソニーパーク」と称したフラットな空間として開放。2020年秋以降にビルの建設を開始し、2022年秋に新ソニービルの営業を再開する。
2016年はソニー創業70周年であり、ソニービルの開業からも50年目にあたる。7年がかりのリニューアルプロジェクトは、2つのフェーズで構成。第1フェーズ(2018年~2020年)は、取り壊したビルの跡地をイベントスペースの「銀座ソニーパーク」として利用する。
地上で様々なイベントを開催する一方、地下5階の空間は残っており、そこはソニーグループのショールーム、飲食、物販用スペースとして営業する。敷地面積は707.27m2。延床面積は未定。着工は2017年春で、営業開始は2018年夏の予定。
2020年秋には、新しいソニービルの建設に着工。2022年秋に営業開始予定で、この2022年からが第2フェーズと位置付けられている。新しいソニービルも、イベントスペース、ショールーム、飲食、物販などに活用する。
なお、現在のソニービル営業終了に先立ち、ソニーショールームとソニーストア銀座は、2016年8月28日に、ソニーイメージングギャラリー 銀座は2016年9月8日にそれぞれ営業を終了。銀座4丁目交差点「GINZA PLACE」ビルにて、9月24日よりオープン。デジタル一眼カメラ、ハイレゾオーディオ、4Kテレビなど、ソニーの最新テクノロジーが搭載された商品を体験できる場になるという。
「銀座ソニーパークプロジェクト」について、社長 兼 CEOの平井一夫氏は、「成長に向けて変革を続けるソニーを象徴する、非常に大きな意味を持つ事業。『人が見たことのないものを作ろう。これまでになかった感動を作り出そう』というソニーの創造と挑戦の理念は、ソニービルという場においても引き継がれていく。このソニーらしいチャレンジを通じ、皆様に感動や驚きをお届けしていく」とコメントしている。