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ライカ共同開発カメラのスマホ「Xiaomi 17 Ultra」。「Leitzphone」も

「Xiaomi 17 Ultra」スターリットグリーン

シャオミ・ジャパンは、ライカと共同開発したカメラシステムで、可変光学ズームを採用したスマートフォン「Xiaomi 17 Ultra」と、“ライカ初の国際市場向けスマートフォン”を謳う「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」を3月5日に発売する。いずれも価格はオープン、市場想定価格はXiaomi 17 Ultraがメモリ16GB+ストレージ512GBで199,800円前後から。Leica Leitzphone powered by Xiaomiは16GB+1TBのみの展開で249,800円前後

「Xiaomi 17 Ultra」ブラック
「Xiaomi 17 Ultra」ホワイト

Xiaomi 17 Ultraは16GB+1TBモデルもラインナップし、市場想定価格は219,800円前後。カラー展開はブラック、ホワイト、スターリットグリーン。Leica Leitzphone powered by Xiaomiはブラックのみ。

「その写り、ライカ。」をスローガンに掲げたモデル。どちらも長年に渡りシャオミとライカが「スマートフォンで表現できる理想的な写真」を追及し続けた協業の成果で「『撮る喜びと高揚感』を極限まで追究した『現時点の最高傑作』と呼べるスマートフォン」だという。

カメラシステムは、35mm判換算で23mm相当、f値1.67のメイン、14mm相当、f値2.2の超広角、75~100mm相当、f値2.39-2.96の光学ズーム式望遠のトリプルカメラ。センサーサイズと画素数は、メインが1インチ・5,000万画素、超広角が1/2.75インチ・5,000万画素、望遠が1/1.4インチ・2億画素。インカメラは21mm相当、f値2.2の5,000万画素。

望遠レンズは最先端のAI技術も組み合わせることで、約400mm相当(17.2倍)の望遠撮影もできる。

光学ズーム式の望遠レンズでは、ライカでは最高峰のレンズ称号となる「Leica APO lens」をスマホで世界初搭載

ライカとの共同開発により再設計された光学デザインを投入したほか、光学ズーム式の望遠レンズでは、ライカでは最高峰のレンズ称号となる「Leica APO lens」を、スマートフォンとして世界初搭載した。

1インチセンサーにはシャオミの最新イメージセンサー「Light Fusion 1050L」を採用。「スマートフォンのカメラにおける最大の弱点であるダイナミックレンジの狭さを根本から解消する」というLOFIC(横型オーバーフロー蓄積容量)に対応している。

「Xiaomi 17 Ultra」のカメラアプリ

LOFICにより、センサー画素の飽和電荷量が従来比で6倍に引き上げられ、「花火のような強い光が発せられるシーンでも、高いダイナミックレンジで白飛びを抑え、明暗の差を豊かな階調で表現することが可能になった」という。

動画撮影では4K/120fpsによるLog撮影に対応。スローモーションからカラーグレーディングまで、「あらゆるシーンでプロフェッショナルレベルの編集自由度をもたらす」という。

ディスプレイは6.9型有機ELの「Xiaomi HyperRGB ディスプレイ」

ディスプレイは、画素配列をRGBに適正化したという新型の「Xiaomi HyperRGB ディスプレイ」で6.9型の有機EL。フルRGBサブピクセル構造を使用し、赤、緑、青それぞれのサブピクセルをフルに活用できる。

なかでも赤色のサブピクセルは、優れた発光効率の新開発「Xiaomi カスタム M10 ディスプレイパネル」を採用。ディスプレイ解像度は2K相当(2,608×1,200ドット)を維持しつつ、消費電力を前モデル比で約26%削減した。リフレッシュレートは1~120Hz、ピーク輝度は3,500nits。ディスプレイガラスは「Xiaomi Shield Glass 3.0」。

本体側面

SoCはQualcommの「Snapdragon 8 Elite Gen 5」。冷却機構としてベイパーチャンバーに生体模倣(バイオニック)の微細構造を採用し、熱伝導率を劇的に向上させたという「Xiaomi 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」を採用し、高負荷でも余裕を持ってパフォーマンスを持続させるという。

OSはAndroid 16ベースのXiaomi HyperOS 3。SIMはnano SIM+nano SIM、またはnano SIM+eSIMのデュアルSIMに対応する。NFC対応だが、FeliCaは非搭載。

バッテリー容量は6,000mAhで、90Wの有線ハイパーチャージ、ワイヤレス充電に対応。IP68の防水防塵仕様。

iPhone 16 Pro(右)と並べたところ

外形寸法は162.9×77.6×8.29mm(縦×横×厚み)、重さはブラックとホワイトが約218.4g、スターリットグリーンが約219g。

Xiaomi 17 Ultraの販売チャンネルは直営店「Xiaomi Store」各店やオンラインストア、Amazon、上新電機、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、MVNOのIIJmioなど。

Leica Leitzphone powered by Xiaomi

「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」

Xiaomi 17 Ultraをベースとしつつ、背面にブランドを象徴する赤いLeicaロゴ、側面に「LEICA CAMERA GERMANY」の刻印もあしらったモデル。ローレット加工のシルバーアルミフレームとブラックのファイバーグラスを使った背面デザインで「クラシックなライカデザインの要素を完璧な調和で構成した特別な1台」だとしている。

本体背面には赤い「Leica」ロゴがあしらわれる

カメラシステムは、ベースのXiaomi 17 Ultraと同じトリプルカメラ構成を維持しつつ、背面カメラの周囲に回転操作ができる「カメラリング」を新搭載した。

背面カメラの周囲に回転操作できるカメラリングを備える

カメラリングでは焦点距離、フォーカス、ホワイトバランス、露出補正などの操作を割り当てられ、精密なコントロールが可能。「本物のカメラを彷彿とさせる、指先に伝わる滑らかな操作感が、撮影者の創作意欲を直感的に引き立てる」という。

「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」のカメラアプリ

またライカ製カメラの写りに近づける13種類の「Leica Looks」、5種類のLeicaレンズをモチーフとした「ボケ味シミュレーション」、ライカの名機である「Leica M3」「Leica M9」の絵作りを再現するという「Leica Essential Mode」も搭載している。

撮影した写真は、コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)もサポート。内蔵のセキュリティチップが、オリジナルの写真に暗号技術によって保護されたメタデータを付与し、来歴の検証とC2PA規格に準拠した著作権保護が可能で、デジタル写真の透明性と信頼性を確保する。

本体側面にはローレット加工が施され、「LEICA CAMERA GERMANY」の刻印もあしらわれる

ディスプレイやバッテリー、プロセッサなどのスペックはXiaomi 17 Ultraと共通。外形寸法も162.9×77.6×8.29mm(縦×横×厚み)共通だが、重さは約223.4g。

販売チャンネルはXiaomi Store各店と公式オンラインストアのほか、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラの一部店舗。さらにライカストア(ライカ銀座店、ライカ GINZA SIX、ライカ表参道店、ライカ京都店、ライカオンラインストア)でも取り扱う。

「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」のホーム画面
iPhone 16 Pro(右)と並べたところ

Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro

「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」を装着したところ

これら2モデルに対応したアクセサリー「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」もオプションで用意する。価格はオープン、市場想定価格は19,980円前後。

スマホ用ケースとバッテリー内蔵のグリップなどがセットになったもので、2段階シャッターやカスタムダイヤル、ズームレバーなどを搭載。「さらにカメラライ
クな撮影体験が可能になる」ほか、グリップを装着することで起動できる専用UIによるファストショットモードも利用できる。

グリップ部のバッテリー容量は2,000mAh。90Wの有線急速充電にも対応する。

4月6日までの対象購入期間中にXiaomi 17 Ultra、またはLeica Leitzphone powered by Xiaomiを購入すると、このPhotography Kit Proを無料でプレゼントするキャンペーンも行なわれる。応募期間は3月5日~4月12日。

なお、販売チャンネルによって特典の受け取り方法が異なる。詳しくは各販売サイトまで。

事前に行なわれた発表会の様子。左から小米技術日本の安達晃彦プロダクトプランニング本部 本部長、小米技術日本 呂暁露(ろ しゃおろ)社長、ライカカメラジャパン福家一哲代表取締役社長