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DynamicMotion、世界初のダイナミック+BA同軸配置イヤフォン。約3万円

 サエクコマースは、DynamicMotionの新製品として、世界で初めて、ダイナミック型ユニットとバランスドアーマチュアユニット(BA)を同軸上に配置したハイブリッドイヤフォン「DM200H」を6月29日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,500円前後。ハイレゾ再生に対応する。

ハイブリッドドライバを同軸配置した「DM200H」

 ダイナミック型ユニットとBAを両方搭載したイヤフォンは多く存在するが、DM200Hは、その2つを同軸上に配置しているのが特徴。点音源再生のメリットが生まれ、優れた音場再現性や音像定位を実現するという。この同軸ドライバは「Bulls Eye Driver」と名付けられている。

Bulls Eye Driverの断面図。中央にBAユニットが配置されている
内部構造

 ダイナミック型ユニットには、ネオジウムリングマグネットを採用。また、同軸配置する事で、BAとダイナミックドライバが干渉せず、位相特性に優れた自然な音調表現と、高い解像度を両立したとする。再生周波数帯域は5Hz~40kHz。インピーダンスは24Ω。

ユニットの構成図

 ハウジングは、人間工学とコンピュータで空気の流れをシミュレーションして設計。ケーブルは1.25mで、導体の中央にケブラー繊維を配置。強度を高めると共に、導通特性にもこだわったという。また、サエクとコラボする事で、最適なケーブルとのマッチングを実現したとする。

 ケーブルを含めた重量は15.6g。イヤーピースはXS/S/M/Lを同梱。コンプライのフォームチップも付属する。キャリングケース、ケーブルクリップ、航空機用プラグアダプタなどを同梱する。