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Campfire Audio、初代IEMから10周年記念「Andromeda 10」。2倍になったBA×10基
2025年12月24日 11:00
ミックスウェーブは、Campfire Audioの初代IEM発売から10周年を記念したユニバーサルIEM「Andromeda 10」を1月下旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は298,000円前後。
象徴的な初代Andromedaをベースに、音響設計のアーキテクチャを拡張し、この10年で培った音響技術と経験を融合。オリジナルの魅力を受け継ぎながら、そのサウンドパフォーマンスはさらなる高みへと進化を遂げたという。
新開発の10ドライバー構成を採用。10基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載しており、これは初代Andromedaのクラシックな5ドライバー構成から、倍のドライバー数へと進化している。
分担としては、4基の低域ドライバー、4基の中域ドライバー、2基の高域ドライバーを使用。「BAの持つ明瞭さ、スピード、ディテール、そして解像度といった魅力を最大限に引き出す」という。
さらに、厳選されたプレミアムBAユニットと、独自の音響設計技術・チューニング手法を融合させることで、サウンドに奥行き・立体感・没入感・一体感をもたらしている。
独自設計のNoise-Elimination Mid-Circuit(NEMC)を搭載した。4基のミッドレンジ用BAを新しい回路構成でハウジングおよび配線することで、BAドライバー特有の微細なリンギングやノイズ成分を効果的に抑制。特に、同一ドライバーを複数積層した際に生じやすい不要な共鳴や干渉を排除し、クリーンで輪郭の明瞭な中域再生を実現するという。
筐体はアルマイト仕上げのアルミニウム。Andromedaと同じクラシックなグリーンカラーを採用した。
Campfire AudioのIEMとして初の、カスタム2ピンコネクターを採用。付属のTime Link Cableは、純銅と銀をブレンドした6芯導体。入力端子変更型インターコネクトケーブルで、3.5mm、4.4mmバランス、USB-C DACに簡単に交換できる。
USB-CプラグのDACには、Cirrus Logic Master HiFi「CS43131」を採用。最大384kHz/32Bit、およびDSD256に対応する。
周波数特性は5Hz~20kHz、インピーダンスは8.5Ω@1kHz。入力感度は94dB@1kHz - 12.10mVrms。

