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テレビ出荷台数の1/4が4K対応、出荷額は約6割に。JEITA 5月統計
2016年6月22日 16:33
電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2016年5月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。5月の電子機器の出荷金額は前年同月比111.6%の974億円。内訳は、映像機器が同114.1%の517億円、オーディオ関連機器は同110.5%の70億円、カーAVC機器は同108.4%の387億円。
5月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比108.5%の35万台。このうち、4K対応テレビは前年比198.2%の8万8,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は25.3%。4Kテレビの出荷金額は210億円となり、薄型テレビ全体の出荷金額352億円に占める割合が59.5%となった。
ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比102.6%の11万2,000台で、テレビ全体における割合は32%。2013年からの出荷台数の累計は400万台を突破した。
サイズ別では、29型以下が同129.5%の11万5,000台、30〜36型が同83.1%の8万台、37〜49型が同104.9%の9万3,000台、50型以上が同127.5%の6万1,000台。構成比は順に33%、23%、26.5%、17.5%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比110.1%の21万3,000台。内訳は、BDレコーダが同112.3%の16万2,000台、BDプレーヤーが同103.5%の5万1,000台。DVDビデオは同56.8%の3万6,000台。ビデオカメラは同95.2%の6万台だった。
システムオーディオの出荷台数は11万9,000台。スピーカーシステムは5万8,000台。ステレオヘッドフォンは60万2,000台で2カ月連続プラス。ラジオ受信機は前年同月比106.5%の11万5,000台、ICレコーダは同88.7%の7万1,000台だった。
カーAVメインユニットは18万台で2カ月連続マイナス。カーナビは前年同月比112.4%の37万台で2カ月連続プラスとなった。
なお、JEITAでは既報の通り、統計体系を変更。「オーディオ関連機器」(従来の「音声機器」)やカーAVC機器の一部項目を変更・追加している。このため、前年比の数値は参考値となる。