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Astell&Kernの新プレーヤー「AK70」は69,980円で15日発売

 アユートは、iriver Astell&Kernのハイレゾプレーヤー新エントリーモデル「AK70」(AK70-64GB-MM)の発売日を7月15日、直販価格69,980円(税込/価格はオープンプライス)と発表した。発表時は7月発売とアナウンスし、価格は未定だった。予約は7月1日の17時から開始する。カラーはミスティミント。

新エントリーモデル「AK70」

 「AK70」は、「AK Jr」(直販税込69,800円)の後継となるエントリーモデル。AK380など、AKの第3世代シリーズと似たデザインで、AndroidベースのOSを採用するなどUIなども同じ系統のものを採用している。同時に、サイズを大幅に小型化しているのが特徴。外形寸法は96.8×60.3×13mm(幅×奥行き×高さ)、重量は132g。

 DACはシーラス・ロジックの「CS4398」で、第2世代のAK240/120II/100IIと同じ。このDACをシングルで搭載している。内蔵メモリは64GB、microSDカードスロットも備えており、最大128GBまでのカードも利用できる。

 出力面では、低価格モデルながら、AK Jrには無かった2.5mm 4極のバランス出力を搭載。ステレオミニの出力も搭載する。光デジタル出力は搭載していない。アウトプットレベルは、アンバランスが2.3Vrms、バランスが2.3Vrms(負荷なし)。SN比はバランス/アンバランスどちらも116dB。

2.5mm 4極のバランス出力も備えている

 再生対応ファイルは、192kHz/24bitまでのネイティブ再生が可能で、それを超える384kHz/32bitまでの再生も可能だが、ダウンコンバート再生となる。DSDはネイティブ再生非対応だが、5.6MHzまでのファイルを、PCM 176.4kHz/24bitへ変換しながら再生できる。ファイル形式は、WAV/FLAC/MP3/WMA/OGG/APE/AAC/Apple Lossless/AIFF/DFF/DSFをサポート。ギャップレス再生にも対応。

 底面のUSB端子からUSBオーディオデジタル出力が可能。AK70をスマートフォンのように扱い、外部のDAC搭載アンプなどにデジタル出力し、そのアンプから音を聴くといった使い方ができる。

USBオーディオデジタル出力で、外部DACアンプなどとも連携できる