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スマホ写真の自動保存にこだわった小型NAS「ポケドラPhoto」

 アイ・オー・データ機器は、スマートフォンの写真保存にこだわった小型のNAS「ポケドラPhoto」を7月下旬より発売する。HDD容量500GBの「HLS-CM500」、1TBの「HLS-CM1.0」、2TBの「HLS-CM2.0」が用意され、価格は500GBが13,100円、1TBが16,500円、2TBが25,500円。

ポケドラPhoto

 '14年発売の「ポケドラCloud」をベースに、スマートフォンで撮影した写真や動画の自動保存にこだわり開発したNASで、新カメラアプリ「なすカメ」との併用を想定している。なすカメで撮影した画像は、ポケドラPhotoを設置しているネットワーク内にスマホが接続されると、スマホ上になすカメの通知が表示され、タップするとまとめて画像転送が行なわれる。

 例えば結婚式場のLAN環境にポケドラPhotoを設置し、なすカメを式の参加者のスマホにインストールすれば、参加者皆が撮影した画像データをポケドラPhotoに一元保存できるという。なすカメはAndroid版とiOS版が用意される。

 NASとしての主な機能はポケドラCloudと共通。1000BASE-T Ethernetを備え、Android/iOSアプリ「Remote Link Files」により、セットアップからデータ連携、外部からのアクセスなど、スマートフォンから簡単に行える点が特徴。

背面

 Remote Link Filesから、ファイルブラウズや、画像、動画、音楽再生、ファイルのソート/検索、データのダウンロード/アップロードなどが行なえる。DLNAサーバーにはTwonkyを搭載し、音楽や写真、動画の共有が可能。

 PC/Macとデータ同期を行なう「Remote Link PC sync」やNASのデータ同期を行なう「Remote link Cloud Sync」、Dropboxやフレッツ・あずけ~るのデータを同期する「クラウドストレージ連携」にも対応する。

 消費電力は8W(平均)。外形寸法は85×79×130mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約130g。電源はACアダプタ。