アイ・オー、スマホ用パーソナルストレージ「ポケドラクラウド」

ポケドラクラウド

　アイ・オー・データ機器は、スマートフォンとの連携機能や、Dropboxなどのクラウドサービスとのデータ連携に対応した小型のワイヤレスストレージ「ポケドラクラウド」を12月上旬より発売する。HDD容量500GBの「HLS-C500」、1TBの「HLS-C1.0」、2TBの「HLS-C2.0」が用意され、価格は500GBが16,500円、1TBが22,100円、2TBが28,800円。

　スマートフォンのデータ退避やバックアップのほか、外出先からのリモートアクセスに対応したネットワークストレージ(NAS)。小型の家庭用NASといえるが、Android/iOSアプリ「Remote Link Files」により、セットアップからスマートフォンとのデータ連携、外部からのアクセスなど、スマートフォンでの使いやすさにこだわって開発された点が特徴といえる。

　ポケドラクラウドをインターネット接続し、Remote Link Filesをスマホにインストール、パッケージに同梱されたQRコードを撮影するだけでセットアップが完了。Remote Link Filesを使って、ファイルブラウズや、画像、動画、音楽再生、ファイルのソート/検索、データのダウンロード/アップロードなどが行なえる。また、Androidでは音楽の連続再生にも対応する。パソコンを一切利用せずにフォルダ共有やユーザーセットなどの設定が行なえる。

　また、外出先からRemote Link Filesを使って家庭内のポケドラクラウドに自由にアクセスできるため、家庭内の写真や動画を外出先から再生したり、スマホにダウンロードすることが可能。

ポケドラクラウド

背面

パッケージ

　メディアサーバー機能を搭載し、ホームネットワーク内の写真/動画共有サーバーとして動作。また、クラウドストレージの「Dropbox」や「フレッツ・あずけ～る」からのデータ同期に対応。両サービスからのデータを引き継いでポケドラクラウドにコピーできる他、併用も可能となる。

　パソコンとのデータ連携に対応。Remote Link PC Syncを使って、WindowsとMacの指定フォルダとポケドラクラウドを自動で同期でき、パソコンで作成したデータを、ポケドラクラウド経由でスマートフォンで内容確認する、といった利用も可能。また、Remote Link Cloud Syncにより、ネットワーク経由での複数のポケドラクラウド自動同期に対応する。

　消費電力は9.5W(最大)/8W(平均)。外形寸法は85×79×130mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約340g。電源はACアダプタ。