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雑誌「Stereo」、付録初のメタル振動板スピーカーユニット
バックロードホーン型エンクロージャキット付きムックも
2016年7月15日 08:00
音楽之友社は、メタル振動板のスピーカーユニットを特別付録とした雑誌「Stereo 2016年8月号」を、7月19日に発売する。価格は3,900円(税込)。また、同ユニットを取り付けられるエンクロージャの組み立てキットが付録のムック「Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2016年版」も同日に発売する。価格は4,900円(税込)。両方の付録を合わせて、フルレンジのステレオスピーカーを自作できる。
初のメタル振動板ユニットが付録の「Stereo 2016年8月号」
月刊誌「Stereo」で恒例となっている、フォステクスと共同開発したスピーカーユニットの付録。今回は、付録初となるメタル振動板を採用した8cm径ユニット(ペア)を採用する。
コーンとセンターキャップはアルミニウム素材で、「金属振動板特有の立ち上がりと切れ込みの良さが特徴。ワイドレンジでフラットな周波数特性はナチュラルな音質でありながら、浸透力のある高音と厚みのある低音が持ち味」としている。
ラバーエッジはアップロール形状で、磁気回路は60mmフェライト採用の外磁型。鉄板フレームは2014年8月号の付録ウーファーユニット「PW80」と同じ寸法。
インピーダンスは8Ω、最低共振周波数は105Hz、再生周波数帯域はf0~32kHz、出力音圧レベルは82.5dB、重量は280g。バッフル穴寸法は79mm径。標準エンクロージャー方式はバスレフ。
なお、今回の付録を使った「第7回自作スピーカーコンテスト」も開催予定で、詳細はStereo 8月号の誌面で案内される。
バックロードホーン型エンクロージャキット付き「スピーカー工作の基本&実例集 2016年版」
上記のメタル振動板採用8cm径ユニット専用のエンクロージャキットが付録となるムック。スピーカー工作セットの第6弾となる今回の企画テーマは「凄いぜ!メタル対応」。
素材はMDFで、厚さは前板や背板が9mm、側板は5.5mm。木工用の接着剤(別売)などで貼りあわせて作ることができる。ターミナル「CL-T1」や、内部配線材、ネジ、吸音材のウレタンなども同梱する。
誌面では、付録のエンクロージャキットの組み立て方や、バックロードホーンに関する基本などを解説している。
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Stereo 2016年8月号 | スピーカー工作の 基本&実例集 2016年版 |