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final、細身の金属筐体で軽量な新主力イヤフォンFシリーズ。初のMMCXリケーブル
2016年7月15日 12:00
S’NEXTは、オーディオブランドfinalのイヤフォン新主力ラインナップとして、Fシリーズ3モデル「F3100」、「F4100」、「F7200」を8月10日に発売する。金属筐体ながら、重さ2g以下の軽量さが特徴。ドライバはフルレンジのバランスド・アーマチュアを1基搭載する。価格はオープンプライス。店頭予想価格(税込)は、F3100が19,800円前後、F4100が29,800円前後、F7200が49,800円前後。
7月16日、17日に開催される「ポタフェス 2016 東京」にも出展。16日の13時から、イベントステージにおいて発表会も予定されている。
細身の金属筐体が特徴の3モデル。直径5.5mmの筒型で、重さはF3100が10g、F4100は12g、F7200が23gと軽量。これにより、「完璧な装着感と高い遮音性を実現した」という。
鼓膜とドライバユニットの距離を最短にする事を設計テーマとしており、イヤーピースはシリコンタイプ5サイズ、フォームタイプ3サイズを同梱。大きめのサイズのピースを装着すると耳の入口付近に、SSなどの小さいピースでは耳道の奥に挿入でき、ピースの選択で音質も変化するという。
また、イヤフォンのノズルにピースを取り付ける位置も変更でき、ピースの端とノズルの先端をほぼ同じに揃える事も可能。ユニットと鼓膜がさらに近づく事で、「よりダイレクトで生々しい音質を可能とした」という。
独自の手法を用いる事で、フルレンジのBA×1基だが、量感のある低音の再生を追求したという。インピーダンスは42Ω、感度は106dB/mW。
3モデルで筐体の素材が異なり、F3100/F4100はアルミニウムを使い、ブラックアルマイト仕上げ。F7200はステンレス製で鏡面仕上げを施している。
ケーブルの仕様もモデルごとに異なる。F3100は着脱できないが、F4100/7200はfinalのイヤフォンで初めてリケーブルに対応。MMCXコネクタを採用している。また、F7200は広い音場を実現するというオリジナルの高純度OFCシルバーコートケーブルを採用した。
final初のイヤーフックも新開発。断線を防止し、安全に収納できるというシリコン製キャリーケースも同梱する。
音の傾向としてfinalでは、F3100は「自然で優しいボーカルと、躍動感あふれる低音」、F4100は「滑らかなボーカルと、質の高い低音が織りなす暖かみのあるサウンド」、F7200は「広い音場に澄み切った高域と艶やかなボーカル。自然且つ、深く豊かな低音」と説明している。
