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OJI Special、シールド徹底、強力電源搭載のバランスヘッドフォンアンプ
2016年7月19日 14:59
山陽化成は、OJI Specialブランドのバランス駆動対応ヘッドフォンアンプ「Complete Balanced Head-Phone DC Amplifier BDI-DC24B G-Tuned」を7月21日に発売する。価格は712,400円。受注生産で納期は約1カ月半。販売代理店はフジヤエービック。
従来機「BDI-DC24A」シリーズでオプションとして用意されていたものを盛り込み、さらに回路や機構をチューニング。フルモデルチェンジしたという製品。先行販売していた限定モデル「G-Limited」から更なるリファインを加えている。
入力端子として、XLRのバランス入力と、RCAのアンバランス入力を装備。出力はバランス出力として、3ピンのXLR×2端子(1系統)と、4ピンのXLR×1系統を搭載。標準端子のアンバランスヘッドフォン出力も1系統備えている。
コンプリートDCバランス回路を採用。完全なバランス再生にならない要因となる、共通インピーダンスを排除。各アンプ間、ボリュームチャネル間などに、強化されたシールドを施すなど、「理想的なバランスアンプを目指した」という。
音質面では、「従来よりのクリアな音質に加え中低域の充実感とパワー感のスペシャルチューニングサウンド」になったという。
筐体は新規デザイン設計で、あらゆる設置条件で威力を発揮するというHiRIS高剛性インシュレータシステムも採用。付属のインシュレータチップはピンスパイクと硬質フェルトシートだが、インシュレータチップ無しでも利用でき、設置場所に合わせて対応できる。
従来はオプションだった、Extream譲りのハイパワー電源も標準装備。50W×2chのハイパワー左右独立トロイダルトランスと、パワーアンプ並みの54,400μF電源コンデンサも搭載している。利便性と性能が両立したという、パワーリレーによるフロントパネル電源スイッチも新たに搭載する。
外形寸法は430×231×88mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6kg。