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Raspberry Pi向けのDSD対応DAC基板「Terra-Berry」を収納する専用ケース

 ブライトーンは、Raspberry Piに接続できるDSD対応のDAC基板「Terra-Berry」を収納する専用ケースを、9月に発売する。価格は26,000円。予約受付を開始している。

専用ケース、開発中モデルの写真

 「Terra-Berry」(25,000円前後)は、5,000円程度で販売されているシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」に追加して、DSDなどのハイレゾ再生を可能にするDAC基板。Rasberry PiからI2S経由でTerra-Berryに入力された信号をDA変換して出力できる。DACは旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を採用。ブライトーンが商品企画と販売を担当。開発・製造はテラテクノス。

Terra-Berry

 新たに発売されるのは、このTerra-Berryを収納するケース。家具職人が手がけた、ケヤキの自然木を使ったサイドパネルを搭載。特殊なオイル塗装で、美しい木目を保ち、長時間使うと深みが出るという。ネジ穴には強度が保たれるように特別な加工を施している。

 ケースに加え、ACアダプタケーブル、電源基板、バランス出力ケーブル、RCAケーブル、パネル用スイッチ基板ケーブルも同梱。DC12V電源(ACアダプタ2.1φ)入力に対応しており、電源基板で5Vに変換してスイッチングレギュレータと使い分けている。また、電源回路は完全に分離され、Raspberry Piからのノイズの回り込みを防いでいる。なお、ACアダプタは付属しない。