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レコチョク、アーティストとファンがイベントなどを共同企画する「WIZY」

 レコチョクは、アーティストとファンがライブイベントや特別なグッズなどの企画を実現するためのサポートを行なう、音楽に特化した体験型プラットフォーム「WIZY」(ウィジー)を22日より、Web上で提供開始した。アーティストとファンの双方にとって有意義なコンテンツ企画や、ユーザー毎に適したセグメントプロモーションを展開。今後はレコチョクの音楽配信とも連携する予定。

体験型プラットフォーム「WIZY」

 WIZYでは、レコチョクのメンバーサービス「クラブレコチョク」が保有する、1,000万人を超えるメンバーの購買履歴データや楽曲視聴データなど、音楽に関するユーザーの行動履歴データを活用。「コンサートやライブ等の動員数増加など、音楽は”聴く”だけでなく”体験”として楽しみ方も多様化しつつある。企画やイベントの実現にむけてSNSやクラウドファンディングを活用する事例も増えている」として、アーティストが実現したい企画をファンがサポートするシステムを用意。サービス名は、アーティストとファンが“一緒”にという意味の「with」、 “あなた”も参加できるという「with you」を掛け合わせた造語。

WIZYのロゴ
amazarashi

 第1弾プロジェクトとして、ロックバンドのamazarashiがプロデュースする「涅槃原則 Tシャツ」を、22日より数量限定で予約販売開始。10月発売予定の新曲と、幕張メッセで開催する「amazarashi LIVE 360°」に関連した企画で、光に反応して文字やアートが浮き上がる”NINJAINK(ニンジャインク)”を使用し、Tシャツの胸元にスマートフォンなどのフラッシュを当てると、amazarashiの楽曲をモチーフにした「賛成」「反対」の文字が浮かび上がるデザインを採用。

 販売期間は10月31日までで、詳細はWIZYのプロジェクトページにて案内している。同プロジェクトのサポーターには「amazarashi LIVE 360°」のライブレポートや限定情報が公開される予定。

WIZY限定販売の「amazarashi 涅槃原則Tシャツ」

 このほかにも、歌手のAI(あい)のプロジェクトなど、複数アーティストの企画が進行中。詳細は内容が決定次第、告知される。

 今後、レコチョクのダウンロード・ストリーミング形式や、ハイレゾ音源の配信などと連動し、音楽に特化した機能を積極的に実装。レコチョクはWIZYによる音楽の体験型サービスの実現により、アーティストとファンをつなぐ一助となり、音楽市場の活性化への寄与となることを目指すという。