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ソニー、うなずいてメッセージ返信する「Xperia Ear」を200ユーロで11月発売
2016年9月2日 01:22
ソニーは、Xperiaスマートフォンと連携するイヤフォン型のスマートプロダクト「Xperia Ear」を11月に欧州で発売する。価格は200ユーロ。それ以外の国や地域でも順次発売予定だが、対象地域の詳細は明らかにしていない。Xperia以外のスマートフォンとも連携可能で、対応OSはAndroid 4.4以降。
Xperia Earは、イヤフォンのように片耳に装着し、Bluetooth接続したスマートフォンと連携してスケジュールやSNSなどの情報をユーザーに通知。声などで直感的に操作できる製品。スマホとはNFCでペアリングでき、Xperira Earアプリをスマホにインストールしすると、LINEやFacebookメッセンジャー、GmailなどのSNSやメールアプリと連携し、メッセージのやり取りができる。
メールやメッセージを受けた時は、音声で内容を案内。それに対して、音声で応えられるほか、頭を縦/横に振る動作でYES/NOの回答をすることも可能。例えば、家族から家に帰る時間を聞かれた時などに、声と頭の動作だけで、相手に文字でメッセージを送ることができる。
音楽プレーヤーとしても利用可能で、スマートフォン内の音楽をワイヤレスで受信して聴くことができる。ただし、装着は片耳のため、BGMのように“ながら聞き”する用途をイメージしている。
内蔵バッテリでの連続通話時間は4時間、待受けは80時間。持ち運び用ケースがバッテリも兼ねており、Xperia Earを3回分フル充電できる。ケースから取り出すと、自動で起動してペアリングするため、電源スイッチを押す操作などは不要。