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ソニー、カメラなどのイメージング事業を'17年4月に分社化

 ソニーは、デジタルカメラなどのイメージング・プロダクツ&ソリューション事業を担う100%出資新会社「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社」の設立を決定した。2017年4月1日の営業開始を目指す。

 ソニーは、2015年2月に発表した中期経営方針において、利益重視の経営、意志決定の迅速化や事業競争力の強化を徹底に向けて、社内の事業の分社化方針を発表。'15年9月には、ビデオとサウンド事業を「ソニービデオ&サウンドプロダクツ」に分社化している。

 イメージング事業の分社化もその一環で、ソニー社内の民生用カメラ事業、放送・業務用製品を中心としたソリューション事業、メディカル事業などを担当するイメージング・プロダクツ&ソリューションセクターの機能を新会社に移管する。新会社の代表取締役社長には、ソニーの執行役で、イメージング・プロダクツ&ソリューション事業担当の石塚茂樹が就任予定。

 今回の事業移管により、ソニーグループの主要事業は全てグループ子会社で運営されることになる。