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ソニー、レコードプレーヤー「PS-HX500」の録音アプリがレベルメーター対応

 ソニーは1日、アナログレコードをDSDの5.6MHzや192kHz/24bitのPCMでデジタル録音できるレコードプレーヤー「PS-HX500」用のアプリ「Hi-Res Audio Recorder」をアップデートし、レベルメーター機能などを追加した。Windows版とMac版が用意され、対応OSは、Windows 7/8/10と、Mac OS X 10.9~10.2。

PS-HX500

 Hi-Res Audio Recorderは、PS-HX500のUSB入力信号をハイレゾ録音できるアプリ。最新版のVer.1.10では、新たにレベルメーターを追加し、録音/再生時のレベルを直感的に確認できる。ピークホールドや、レベルが0dBに到達した場合に[OVER]表示を行なう機能も備えている。

Hi-Res Audio Recorder

 また、ゲイン調整に対応。録音時のデータではなく、ファイルとして書き出しする際に設定したゲインを反映するもので、ゲインは0~+6dBまで1dB刻みで設定可能。録音後の編集時再生の音声出力やレベルメーターには、設定したゲインがリアルタイムで反映される。PCMだけでなくDSD系ファイルでもゲイン調整できる。

 PS-HX500は、ハイレゾ録音対応のレコードプレーヤー。ベルトドライブ式でMMカートリッジ対応のフォノイコライザに対応。AD変換用のDACはバーブラウン「PCM4202」を搭載する。価格は61,000円。