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4K出力とHDR対応の「Chromecast Ultra」発売開始。9,720円

 Googleは22日、4K/HDRに対応した新しいメディアプレーヤー「Chromecast Ultra」の日本での発売を開始した。価格は9,720円(税込)。米国では10月5日に発表しており、「日本でも近日発売」とアナウンスしていた。

「Chromecast Ultra」

 Chromecastは、テレビにHDMI接続し、Androidスマートフォン/タブレットやiPhone/iPadのCast対応アプリ、Mac/Windowsで選んだYouTubeなどの動画再生などが行なえるメディアプレーヤー。

本体からHDMI出力ケーブルが伸びている

 処理能力が1.8倍に高速化。既存の「Chromecast」(4,980円)はフルHDまでの対応で、ネットワークも無線LAN(IEEE 802.11ac)だけだったが、Chromecast Ultraは4Kに対応。通信もIEEE 802.11acに加え、Ethernet(有線LAN)をサポートしており、Ethernetポート内蔵の電源アダプタが付属する。

 4K出力に加え、HDRにも対応。HDRの方式はDolby Visionをサポート。NetflixやYouTubeなどの4K動画をテレビなどで楽しめるほか、スマートフォンの対応アプリから、コンテンツを選んでキャストし、テレビに繋いだChromecast Ultraでストリーミング再生させるといった使い方もできる。

Chromecast Ultraのパッケージ
パッケージには既存の「Chromecast」との機能比較表も

 Chromecastの製品ページで紹介されている映像配信サービスは、Hulu、dTV、ビデオパス、Netflix、U-NEXT、アニメ放題、YouTube、GYAO!、Google Play Movies & TV、dアニメストア。

HDMI端子にマグネットがついており、本体背面に固定できる

 円形の筐体からHDMIケーブルが伸びており、テレビに接続して利用する。外形寸法は58.2×58.2×13.7mm(幅×奥行き×厚さ)。電源ケーブルの長さは2m。重量はデバイスが47g、アダプタが101g。

Ethernetポート内蔵の電源アダプタが付属する