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Google、15%高速化した新「Chromecast」。家族がUPした写真も自動表示

Googleは10日、スマートフォンで表示しているコンテンツをテレビに出力できるデバイス「Chromecast」の新モデルを発表した。1080pまでの対応で、4Kには非対応。直販サイトでの価格は4,980円で、10日から発売している。カラーはチョークとチャコールの2色で、新色となる。

新「Chromecast」。カラーはチョークとチャコールの2色

HDMI出力を備えた端末。新Chromecastはハードウェアの処理速度が15%向上。1080/60pでのストリーミング再生をサポート。ゲームなども含め、より臨場感のあるリアルな表示ができるという。無線LANはIEEE 802.11acをサポートし、2.4GHz、5GHzに対応する。

Google Homeともシームレスに連携。YouTubeやNetflixなど、対応するサービス内のコンテンツも、声の指示で再生できる。

ストリーミングコンテンツを再生していない時は、Google Photoの表示ができ、新サービスのLive Albumsの表示も可能。離れて暮らす家族がアップロードした写真を自動的に表示できる。

YouTube MusicやSpotifyなどの音楽サービスも利用可能。2018年の後半には、Chromecastをネットワーク上のスピーカーグループに追加できるようになる予定で、家の中の、他の対応機器と同期して音楽再生も可能になる。

HDMI出力に加え、給電用のMicro USB端子も装備。Android 4.2以上、iOS 9.1以上、Mac OS X 10.9以降、Windows 7以降に対応する。プレーヤー部の外形寸法は直径51.81mm、厚さ13.8mm。HDMIケーブル部分を含めた長さは162mm。重量は40g。