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EAT、二重構造プラッターのターンテーブル「C-Major」。カートリッジ付属で33万円

 スペックは、チェコのEAT(European Audio Team)製アナログターンテーブル「C-Major」を12月1日に発売する。価格は33万円。オルトフォン製のカートリッジも付属する。

C-Major

 EATは、1993年に真空管メーカーとしてスタート。チェコ、オーストリア、ドイツ、スイス、イギリスなどのヨーロッパ各国に拠点を置いている。

 新製品の「C-Major」は、“究極のスーパーフラットターンテーブル”として7月に発売された「C-Sharp」(46万円)のハイコストパフォーマンスモデルと位置づけられている。

 駆動はベルトドライブ方式。二重構造のプラッターが振動を抑え、ワウフラッターは0.05%としている。回転速度は33回転と45回転で、切り替えはマニュアル。

 トーンアームは、カーボン繊維を使用したスタティックバランス方式で、内部にはアームとカートリッジの共振を50%減衰させるというシリコン系グリスを塗布している。トーンアームの長さは230mm、重量は14.5g。カートリッジにはオルトフォン製のMC型「Quintet Blue cartridge」を装着済み。適合カートリッジは5~9g、9~17g(2カウンターウェイト付属)。

トーンアーム部

 消費電力は5W。外形寸法は460×352×142mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。ダストカバーや、フォノケーブル(RCA)も付属する。