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Astell&Kern初のハイエンドポータブルUSB DAC「AK HC5」。AK4499EX、High Driving Mode搭載
2026年2月13日 11:00
アユートは、Astell&Kernブランド初のハイエンドポータブルUSB DAC「AK HC5」を2月21日に発売する。価格は84,700円。AKのハイエンドDAP「SP4000」で採用された技術も投入しているのが特徴。
1.62型OLEDディスプレイを備えたポータブルDACで、出力は3.5mmアンバランス、4.4mm(5極GND結線)のデュアル出力を搭載。
着脱式のUSB-CおよびLightningケーブル、2本のショートケーブルが付属。スマホなどに接続し、スマホの音楽を、有線イヤフォン/ヘッドフォンで聴くことができる。
Astell&Kern DAPと同じエンコーダーシステムを採用。独立した150ステップのボリュームホイールにより、精密で細かな音量調節が可能。
AKMフラッグシップDAC「AK4499EX」をポータブルUSB DACとして初搭載。AK4191EQデジタルプロセッサーと、AK4499EX DACを組み合わせており、デジタル信号とアナログ信号を完全に分離/処理することで、ノイズ干渉を最小限に抑え、微細なディテールまで精密に再現。「AK HC5 を通じて、Astell&Kernデジタルオーディオプレーヤーレベルのプレミアムな音質を体験してほしい」という。
PCM 768kHz/32bit、DSD 512にネイティブ対応。
アンプ部には、AK最上位DAP「A&ultima SP4000」で完成されたHigh Driving Modeテクノロジーを採用。「驚くほどコンパクトな筐体で卓越したサウンド性能を実現した」という。
具体的には水平並列配置したOP AMPにより、ポータブルUSB DACとしてはかつてないSN比レベルと高トルクで力強い駆動力のサウンドを両立。豊かな密度、深みのある空間感、力強いエネルギーを実現。「コンパクトサイズから放たれるフラッグシップ級のサウンド」とする。
ポータブルUSB DACは外部デバイスから電源を供給される特性上、入力ノイズによる音質劣化を最小限に抑えることが不可欠となる。AK HC5では、優れたPSRR(電源ノイズ除去比)/CMRR(コモンモードノイズ除去比)性能を備えた専用アンプを搭載した。
リアルタイムアップサンプリングを可能にするDAR(Digital Audio Remaster)を搭載。PCMは384KHz/352.8KHz、DSDはDSD 256にアップサンプリングしながら再生できる。
具体的には、44.1/88.2/176.4kHzのPCMは、352.8kHzに変換再生。48/96/192kHzの場合は、384kHzに変換して再生される。なお、PCMアップサンプリングのDARを選択している場合、DSD再生時のPCM変換は行なわれない。また、量子化ビット数の16/24/32bitは、全て32bitに変換される。
DSD変換DARでは、96KHz以下のPCMファイルは、DSD 128に変換して再生。176.4KHz以上のPCMファイルは、DSD 256に変換する。また、DSD変換のDARを選択している場合、DSD64/128のDSDファイルは、DSD 256に変換して再生される。
6種類のDACフィルターから好みの特性を選択可能。UAC 2.0/UAC 1.0の切り替え機能も備え、家庭用ゲーム機など、UAC 1.0接続のみをサポートしている機器と連携が可能。ただし、3.5mm 4極インラインマイクには対応しない。
筐体のデザインは、「ソリッドフロー/堅牢性と柔軟性の調和」がコンセプト。ソリッドは、Astell&Kernが追求する力強く高忠実なサウンド性能への揺るぎない姿勢、フローは、日常の利便性を高める優雅な曲線と滑らかな操作性を体現した。
筐体素材はアルミニウム。外形寸法は32×16×64.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約46g。
付属ケーブルは、ノイズを最小限に抑えるために、デュアルノイズシールドを施した。さらに、銅芯線に錫コーティングを施し、腐食防止と引張力の強化で耐久性を向上。ケーブル全体をアルミフィルムで包むことでノイズを遮断している。
電源ケーブルの周囲にもシールドを施すことで電源ノイズを最小限に抑えつつ、錫メッキ銅線を編み込むことで残ノイズを抑制した。バスパワー駆動もサポート。
専用のPUレザーケースが付属。イタリアの専門メーカーSynt3製の高級ポリウレタン素材を使用し、優れた保護性能を持ちつつ、柔らかく洗練された質感も実現した。





