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笑ったら即退場!? 松本人志が手がける“密室芸”がAmazonプライムビデオ独占配信
2016年11月30日 17:42
Amazonは、ダウンタウン松本人志による新作バラエティ番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」を、11月30日からプライム会員向けの映像配信サービス「Amazonプライムビデオ」にて独占配信開始。その見どころや撮影の舞台裏を、松本人志ら出演者が語った。
HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタルはプライムビデオの日本オリジナルシリーズ。全4話で、毎週水曜日に1話更新する。
笑いを生業とする芸人たちが一室に集められ、自分は一切笑わず相手をいかに笑わせるか、あの手この手で“極限状態の中での笑い”を仕掛け合う「密室笑わせ合いサバイバル」。10人の芸人たちがプライドと参加費100万円をかけて参戦、賞金1,000万円獲得を狙い、制限時間(6時間)の中で最後まで笑わずに勝ち抜きを目指す。
松本人志は「チェアマン」として別室で室内の様子を厳しくチェック。室内にはリアルタイム監視用のカメラが複数用意され、マルチカメラが映し出す映像の中で笑ってしまった芸人を見つけると、サイレンを鳴らして制限時間カウントを一時ストップ。笑った芸人にレッドカードで即退場を言い渡す。
笑わせるためのアイテムを持ち込んだり仕込んだりでき、相手をくすぐるなど物理的な方法でなければ、いつ仕掛けてもOKというルール。参加者は宮川大輔、藤本敏史(FUJIWARA)、くっきー(野性爆弾)、ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)、久保田和靖(とろサーモン)、斎藤司(トレンディエンジェル)、アントニー(マテンロウ)、川原克己(天竺鼠)、ジミー大西、大地洋輔(ダイノジ)。
地上波では見せられない「密室芸のM-1」をプライムビデオで。シーズン2も?
松本人志さんは「漫才やコント、独り語りとお笑いの見せ方はいろいろある。だが密室芸で誰が一番面白いことをやるか、という見せ方はこれまでなかった。まさに密室芸のM-1」と企画の趣旨を説明した。タイトルの「ドキュメンタル」は、ドキュメンタリーとメンタルをかけ合わせた造語。人の芸で笑わないメンタルの強さも求められることを示している。
発表会では、映像の冒頭部分を上映。報道陣とともに視聴した松本さんは「現場ではチェアマン的な存在だが、スクリーンで改めて見ると面白い。続きが見たくなる。(もし次があれば)参加したい。だけど僕はゲラ(笑い上戸)なんで秒殺かも」。
参加者のジミー大西さんはカウント開始からわずか1分程度で笑顔を見せてしまい、早速イエローカードをもらうハメに。お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史さんが、それについて「一番の大敵はジミーさん。顔が面白すぎる」とコメントすると、「みんな俺を潰しとこうとかかってくる」(ジミー大西さん)と嘆く一幕も。
“地上波では見られない笑い”も見どころのひとつで、ハチミツ二郎さん(東京ダイナマイト)は「追い詰められたら(体を張った)下ネタだってサービスする」とアピールしつつ、「誰も笑わんからずっとスベってる感があった」と撮影中の感想を語った。
また、参加費100万円を集めるために「大学の治験(臨床試験)に参加して報酬を当てた」(「とろサーモン」久保田和靖さん)や、「知り合いから理由を告げずに8人くらいから参加費を集めたら『やばいことやってるんじゃないか』と変な噂がたった」(「マテンロウ」アントニーさん)といった裏話も披露された。
Amazonプライム・ビデオ&Amazonスタジオ コンテンツ事業本部長 アジア・パシフィック リージョナルヘッドのジェームズ・ファレル氏は、「これまで何千もの映像コンテンツを提供してきたが、今回はそれらとは全く違う。コメディとスリルが両立していて、続きがどんどん見たくなる。(ユーザーの)皆さんのお気に入りになると確信している」とコメント。
さらにサプライズ情報として、シーズン2の企画がすでに進行していることも明かされ、「松本さん次第」と打診されると、松本さんはその場で了承した。
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