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動いたらアウト、何もせずに100万円!? 松本人志のPrime Video新番組「FREEZE」
2018年9月19日 18:48
ダウンタウン松本人志による新作バラエティ番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)」が、9月19日からAmazon.co.jpのプライム会員向け映像配信サービス「Prime Video」で独占配信開始された。松本人志ら出演者が、見どころや収録時の苦労を語った。
モデルやミュージシャン、芸人など8名が「氷の塔」に集まり、松本人志による数々の仕掛けに耐え抜いて、静止状態を最後まで保ち続けられた1名が賞金100万円を手にできるバラエティ。
全5話構成で、毎週水曜日に1話ずつ追加配信する。出演は、岩尾望(フットボールアワー)、クロちゃん(安田大サーカス)、しずちゃん(南海キャンディーズ)、鈴木奈々、ダイアモンド・ユカイ、藤本敏史(FUJIWARA)、ボビー・オロゴン、諸星和己。
「何もしないで100万円、夢のような企画」。出演者からはブーイング
松本さんは、「(賞金をかけて密室で互いを笑わせ合う、Prime Videoの)『ドキュメンタル』の次に何があるだろう、と考えていろいろ削ぎ落としたら、こういう内容になった。何もしないで100万円もらえる夢のような企画。お笑いの最先端とは言わないが、誰もやっていないことをやっているので、1度は見てもらいたいですね。テレビの世界から干されかけてるので、Amazonさんと心中するつもりでがんばります」と笑いを誘った。
出演者は笑顔を浮かべつつも、松本さんに対しては異口同音にブーイングを浴びせた。
タイトルの「FREEZE」は、 英語で“止まれ”、 “動くな”を意味し、 「FREEZE」と掛け声がかかったら、参加者は何があっても一切の動きを停止しなければならない。風、水、火、生物などあらゆる仕掛けが彼らを襲い、精神的・肉体的にも追い詰められる状況となる。
クロちゃんは「動かなくていいから楽だと思ったけど辛かった。ほかの番組で驚いたりドッキリにかかった時に固まるクセがついて困った」と、芸人にはないスキルを求められたという。ダイアモンド・ユカイさんは「まさしくSM。やられているほうはたまらないけど、見ているほうは面白いと思います。(出演して)無我の境地を知りました」と話した。
他にも「日本では2度と松本人志に出会いたくない(苦笑)」(ボビー・オロゴンさん)、「はじめて松本さんにムカついた。殺意が沸きました!」(鈴木奈々さん)、「松本さんはヘンタイの行き着く最終地点」(しずちゃん)、「次の日に仕事に行けなくなるようなことにはならない、と言われたけど、(収録に行ったら)かなりギリギリのことをやられた」(岩尾望さん)、「やわらかく言うと、松本さんの行き過ぎたイタズラ。悪く言うとパワハラ。いま第三者委員会にゆだねてます」(諸星和己さん)などと、不満の声が続出。
「多少申し訳ないなと思いつつ、楽しかった。本当に審議が入ったらアウト。だけど、皆黙ってるからそんなに賞金がほしいんだなって思った(笑)」(松本さん)
なお、動いてしまった参加者は次のステージに進むことはできないが、最後に用意されている敗者復活戦を勝ち抜いた1人は、決勝へ進出できる権利を獲得する。
笑わせるスキルは必要ではないため、「ドキュメンタルは芸人が対象だったけど、FREEZEは色んなジャンルの人に出てもらいたい」と松本さん。しかし、自分だったら出演したいか、と問われて「出たくないな」とつぶやき、出演者から猛抗議を受けつつ、会場の笑いを誘っていた。
Amazon Prime Video |
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