ES9018K2M×2基で約20万円のハイレゾプレーヤー「OPUS #2」。e☆イヤホン先行

　e☆イヤホンは、オーディオメーカーThe BITのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーのハイエンドモデル「OPUS #2」を、12月17日から独占先行販売する。販売価格は198,000円(税込)。17日、18日は秋葉原でイベント「ポタフェス2016 in 東京/秋葉原」が開催され、会場で試聴もできる。

ハイエンドプレーヤー「OPUS #2」

　DACには、ESS製の「ES9018K2M」を2基採用。PCMは384kHz/32bitまでサポート、DSD再生向けには専用のデコーダを備えており、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生ができる。

　再生対応ファイルはWAV、FLAC、Apple Lossless、AIFF、WMA、MP3、OGG、AAC、APE。DSDはDFF、DSFに対応する。

　イヤフォン出力はステレオミニのアンバランスと、2.5mm 4極のバランス出力を装備。ステレオミニは光デジタルと、アナログライン出力端子も兼ねている。出力レベルはアンバランスが2.3Vrms、バランスが2.5Vrms(無負荷時)。

　PCとUSBで接続する事で、USB DACとしても利用でき、ネイティブDSD再生機能なども利用できる。

　ストレージは、内蔵メモリが128GB。microSDカードスロットも備えており、別売のmicroSDカードを利用する事で、最大200GBまでの増設が可能。

　OSはAndroid 5.1.1をベースにしているが、Google Playには非対応。プロセッサはARM Cortex-A9の1.4GHzクアッドコア。メモリは1GB。ディスプレイは4型のIPSで解像度は480×800ドット。プレイリスト機能や、10バンドのイコライザなども備えている。

UI。OSはAndroid 5.1.1をベースにしている

　無線LANはIEEE 802.11b/g/nの2.4GHzに対応するほか、Bluetooth 4.0にも対応。プロファイルはA2DP、AVRCPをサポートし、BLEにも対応。

　筐体には航空機グレードのアルミを使用。CNS切削加工で作られており、「見た目の高級感だけでなく、より緻密で深みのあるサウンドに貢献している」という。側面にはボリュームダイヤルや、再生制御ボタンを装備する。「

　内蔵のリチウムポリマーバッテリは4,000mAh/3.7Vで、再生時間は約9.5時間、充電時間は約4時間。ネイビーカラーの本革ケースが付属。外形寸法は114×76×18.3mm(縦×横×厚さ)で、重量は252g。