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DSD 11.2MHzやSpotify対応のポータブルプレーヤー「OPUS #3」

 e☆イヤホンは、The BITのポータブルオーディオプレーヤー「OPUS #3」を5月6日より発売する。DSD 11.2MHzネイティブ再生や、ストリーミング音楽配信「Spotify」に対応。価格は89,820円(税込)。

OPUS #3

 OPUSシリーズの3機種目で、「音楽制作と同じ過程を経た精緻なチューニング」を施し、イヤフォンやヘッドフォンの特徴を最大限に引き出すことを目指した。DACにはTIのバーブラウン製「PCM1792A」を採用し、PCM 192kHz/24bitまで対応。XMOSのxCORE-AUDIOプロセッサを備え、DSD 11.2MHzまでのネイティブ再生にも対応し、USB DACとしても動作する。

 再生対応ファイルはWAV、FLAC、Apple Lossless、AIFF、WMA、MP3、OGG、AAC、APE。DSDはDFF、DSF。

 イヤフォン出力はステレオミニのアンバランスと、2.5mm 4極のバランス出力を装備。ステレオミニは光デジタルとアナログライン出力端子も兼ねる。

ステレオミニと2.5mm 4極端子を装備

 システムは独自にカスタマイズしたAndroid 5.1.1ベースのOSで、無線LANはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)に対応。ストリーミング音楽配信サービスの「Spotify」が利用でき、手持ちの楽曲ファイルに加えて4,000万曲が聴き放題となる。DLNAにも準拠し、ネットワーク内のホームサーバーからOPUS#3で音楽再生することも可能。なお、Google Playには非対応。

ストリーミング配信の「Spotify」対応

 内蔵メモリは64GB。microSDカードスロットも備え、最大256GBまでのmicroSDカードが利用できる。プロセッサはARM Cortex-A9の1.4GHzクアッドコア、メモリは1GB。Bluetooth 4.0にも対応する。

 ディスプレイは4型/480×800ドットの液晶で、タッチ操作に対応。プレイリスト機能や、10バンドのイコライザなども備える。内蔵のリチウムポリマーバッテリは4,000mAh/3.7Vで、再生時間は約8.5時間、充電時間は約4時間。

 航空機グレードのアルミをCNC切削加工した筐体は、角を落としたエッジデザインを採用。「高級感とより緻密で深みのあるサウンドに貢献している」という。側面にはボリュームダイヤルや、再生コントロールボタンを備える。外形寸法は117×74×18mm(縦×横×厚さ)で、重量は220g。液晶保護フィルムなどが付属する。

側面の再生コントロールボタン