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メモリを64GBに強化した空間光学手ブレ補正フルHDハンディカム
2017年1月10日 11:18
ソニーは、空間光学手ブレ補正を搭載したフルHDビデオカメラ2モデルを1月20日より発売する。プロジェクタ搭載の「HDR-PJ680」と、プロジェクタ無しの「HDR-CX680」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はHDR-PJ680が8万円前後、HDR-CX680が65,000円前後。カラーはホワイトとブロンズブラウンで、CX680にはレッドも用意される。
2016年モデルの「HDR-PJ675」、「HDR-CX675」の内蔵メモリ32GBから、後継機となるHDR-PJ680/CX680では64GBまで増強。さらに、CX680には新色のレッドを追加した(ピンクとブラックをラインナップから除外)
空間光学式手ブレ補正機能を搭載したフルHDビデオカメラ。空間光学手ブレ補正だけでなく、映像を解析する事で手ブレを補正するインテリジェントアクティブモードにより、強力な手ぶれ補正を実現する。ファストインテリジェントAFにより、リアルタイムにフォーカスを正確に制御。「ロックオンAF」機能なども備えている。
PJ680のみプロジェクタを搭載するが、撮像素子やレンズの仕様は共通。1/5.8型のExmor R CMOS。総画素数は251万画素、動画撮影時の有効画素数は229万画素(16:9)。レンズはGレンズで、フィルタ径は46mm。F値は1.8~4.0、焦点距離は35mm換算で26.8~804mmの光学30倍ズーム。デジタル350倍ズーム機能や、60倍の全画素超解像ズーム機能も利用できる。
AVCHDで最高1080/60pの撮影ができるほか、XAVC S HDでの撮影も可能。1080/60pで、約50Mbpsの高ビットレート記録ができる。AVCHD撮影時の最高レートは約28Mbps。MP4形式で720/30p撮影も可能。内蔵メモリは64GBで、microSDカードスロットも装備。microSDへの録画も行なえる。3型、460×800ドットの液晶モニタを装備。ビューファインダは備えていない。
PJ680に搭載するプロジェクタはDLP方式で、輝度は最大25ルーメン。解像度は640×360ドットで、10型~100型までの投写が可能。投写距離は50cm以上。撮影した映像を壁や天井などに投写する事で、家族などの多人数で鑑賞できる。付属バッテリを使った際の連続投写時間は約1時間35分。
PJ680の外形寸法は、61.5×121×66mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約325g。CX680は57.5×121×66mm(同)で、約305g。