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ネディア、セラミックツイータ+ウーファのハイレゾ対応イヤフォン「n+um」

 ネディアは、イヤフォンの新ブランド「n+um(エニューム)」を立ち上げ、積層型セラミックをツイータに採用したハイレゾ対応イヤフォン「NUM-E1000」を1月20日より直販サイトで発売する。直販価格は48,000円。

NUM-E1000

 圧電デバイスの研究開発を行なうオーツェイドの特許技術「VST(Vertical Support Tweeter)」を採用したVSTユニット(ツイータ)と、10mm径のダイナミック型ウーファによるハイブリッドドライバを備えたカナル型(耳栓型)イヤフォン。ネディアはデータセンター運営やWeb開発を手がける企業だが、同社の社長とオーツェイドの社長は兄弟であり、二人のアイデアを融合させて開発したものだという。

VSTユニットの構造

 VSTユニットは積層型セラミックの振動板と、外周部に垂直方向に支持する高剛性ニッケル合金振動板を組み合わせ、「従来の磁力を使ったバランスドアーマチュア型では実現し得ない、高解像度の高域出力が可能」とする。VSTユニットとダイナミック型ウーファは同軸上に配置して搭載している。

 筐体には高剛性ステンレスを採用し、不要振動を抑制。さらに外装にはローレット加工も施し、高級感を演出している。再生周波数特性は10Hz~50kHzでハイレゾ再生にも対応。感度は100dB以上。インピーダンスは17Ω。

 ケーブルの導体には無酸素銅を使用し、長さは120cm。入力端子はL字型のステレオミニ。イヤーピースはS/M/Lの3サイズ。

ハウジングの内部構造