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ライブ映像配信の「LiveShell X」がマルチキャストやFacebook Live対応

 Cerevoは6日、カメラを接続して、PCレスでネットのライブ配信を可能にする「LiveShell X」をアップデートし、Facebook Live対応やマルチキャスト対応などの機能を追加した。

LiveShell X

 LiveShell Xの最新ファームウェアRev.1037を適用することで、マルチキャストに対応。LiveShell XがサーバーとなるRTSPモードで、従来のユニキャストに加えて、マルチキャストが可能になる。

マルチキャストに対応

 さらに、インターネットに接続できないローカルネットワークでもDashboard を介さずにLiveShell Xの設定が可能なリモコン機能「TinyCon(タイニーコン)」に対応。配信開始や停止操作、画質設定や配信サーバーなどの設定がローカル環境で可能になる。加えて、複数チャンネル配信時に、1つのチャンネル操作を他のチャンネルにも追従させる「自動制御機能」や、MPEG-2 TS over UDP対応なども図られている。

TinyCon
自動制御機能

 また、LiveShell Xだけでなく、他のLiveShellシリーズでもDashboard(配信制御用のWebサイト)に機能を追加。LiveShell XだけでなくLiveWedge、LiveShell PRO、LiveShell 2で「Facebook Live」配信の専用メニューが追加された。また、テロップ機能では、文字に縁を付けらえる「縁付きテロップ」に対応するなどの機能強化が行なわれる。

Facebook Liveに対応