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TASCAMのリニアPCMレコーダ多言語化が完了、Wi-Fi対応「DR-22WL/44WL」更新

 ティアックはTASCAMのリニアPCMレコーダ「DR-22WL」と「DR-44WL」の多言語表示対応ファームウェア Ver.2.10を提供開始した。これにより、合計7製品の多言語化を実現し、2016年12月から進めてきた「リニアPCMレコーダー多言語化プロジェクト」を完了する。

DR-44WL

 また、アプリ「TASCAM DR CONTROL」も日本語表示を含む多言語対応とした新バージョンを提供開始。App StoreとGoogle Playで配信開始する。なお、DR-22WL/44WLのVer.2.00以降のファームウェアでは、アプリ経由でのファームウェアアップデートも行なえる。

 DR-22WLとDR-44WLは、無線LAN(Wi-Fi)接続に対応し、XY型ステレオコンデンサマイクを搭載したオーディオレコーダ。最高96kHz/24bitのリニアPCM(WAVまたは業務用BWF形式)や、MP3で録音可能。Wi-Fi対応により、アプリ「TASCAM DR CONTROL」からのリモート操作やストリーミング再生、ファイル転送などが行える。

DR-22WL

 上位機種「DR-44WL」は、マイク部に振動などを吸収するショックマウント機構や、専用マイクケース(ハウジング)を備え、耐高音圧設計を採用しているほか、XLR/TRSコンボジャックの入力(ファントム電源対応)を備え、外部入力を加えた4ch録音も可能となる。「DR-22WL」の特徴は、使いやすさを追求したシンプルな操作性が特徴。実売価格はDR-44WLが28,000円前後、DR-22WLが15,800円前後。

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