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懐かしの中波木枠ループアンテナが復刻。遠くのラジオを受信できるキット
2017年3月14日 16:52
CQ出版社は、ミズホ通信がかつて中波放送の遠距離受信用に販売していた大型木枠アンテナ「UZ-8DX」を復刻し、自作キットとして6日から直販サイトで発売した。直販価格は15,120円(税込)。型番は「UZ-8CQ」。
キットは90cm角の木枠ループアンテナと、受信した電波を聴きたい放送局の周波数に合わせるバリコンBOX(パッシブ・チューニング・コントローラ)の「UZ-K1」で構成。木枠部分は「80年くらい前のビンテージラジオ時代のループをイメージ」し、「部屋のインテリアとしても楽しめる」とする。
天然木のループ枠とエレメントワイヤ、パッシブ・チューニング・コントローラを構成するバリコン、ケース、ラジオ接続用のワニ型カップラを同梱。アンテナはループ枠にエレメントワイヤを手作業で巻き線をして組み立てる。バリコンBOXの組み立てにはハンダ付けなどが必要。
完成後は、手持ちのラジオやミニコンポなどに繋いでラジオ聴取できる。アマチュア無線機にも接続可能。取扱・組立説明書(PDF)が販売ページで公開されている。
CQ出版では、'16年にミズホ通信の小型プリント・アンテナ付き中波放送受信アンテナ UZ-77を「UZ-77CQ FiveNine PLUS」として復刻しており、その際にUZ-8DX復刻の要望も多かったことから、今回「UZ-8CQ」として販売を開始した。