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FX-AUDIO-、音質強化した最大160W×2chの小型アンプ。8,480円

 ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドの小型デジタルパワーアンプ「FX1002J」('15年発売)を音質強化した新モデルを3月23日より発売する。型番は同じ「FX1002J」。価格は8,480円(税込)。カラーは従来のブラックとシルバーに加えて、新色ブロンズゴールドも用意。電源は別売で、電圧DC19V~32V/容量4A以上が推奨されている。

FX1002Jのモデルチェンジ版。新色ブロンズゴールドも

 最大出力160W×2chの小型デジタルパワーアンプ「FX1002J」をフルモデルチェンジ。デジタルアンプICは従来機と同じ「TDA7498E」だが、内部回路を刷新してカップリングコンデンサレス仕様とし、従来機よりピュアでストレートな音質を実現したという。入力はアナログRCA×1、出力はバナナプラグ対応のスピーカーターミナル×1。

前面(上)と背面(下)

 新たにアクティブDCサーボ回路を搭載し、オペアンプに「NE5532」を採用。入力カップリングコンデンサを省いて信号ラインのコンデンサによる音質変化をなくし、理想的な前段増幅を行なうことで「味付けのない原音に近い音質で音楽を聴ける」という。主要部品も刷新。フィルムコンデンサは、オーディオ用として定評のものをビンテージ品も含めて選んだ。電解コンデンサはすべて日本大手メーカー製品を採用している。

 電源部には突入電流を抑える「SLOW CHARGING回路」を新搭載。電源デカップリングコンデンサの大容量化と低インピーダンス化により、電源の安定と音質向上を実現した。外形寸法は96×168×33mm(幅×奥行き×高さ)、質量は530g。

内部構造