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全録で地デジ見放題のポータブルテレビ。新プライベート・ビエラ「TDX7」
2017年4月7日 11:01
パナソニックは、チューナ部とワイヤレスモニターを組み合わせて、家じゅう好きな場所でテレビや録画番組が楽しめる「プライベート・ビエラ」の上位機種として、全録対応レコーダ「全自動DIGA」相当の機能を組み込んだ「UN-15TDX7(TDX7シリーズ)」を6月16日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後。
防水/タッチ操作対応のワイヤレスモニターを持ち運び、無線LANが入る場所であれば家庭内のどこからでもテレビや録画番組が視聴できるプライベート・ビエラに、パナソニックのレコーダ「全自動DIGA」相当のチューナー部をセットにした。
チューナ/レコーダ部(UN-TDX7S-K)は、地上/BS/110度CSデジタルチューナ×6と地上デジタルチューナ×1、2TB HDDを搭載し、デジタル放送を6チャンネル“全録”できる「チャンネル録画」に対応。録画画質は1.5倍~15倍まで選択可能で、6チャンネルを最長16日分録画し、見逃した番組を後からさかのぼって視聴できる。地デジ以外のBS、CSも録画可能で、録画番組は、HDD容量が一杯になると自動で消去する。また、BD/DVDドライブを備えており、BD/DVDビデオもワイヤレスモニターで楽しめる。
モニター部(UN-15TDX7D-K)は、15型/1,354×760ドットでタッチパネル操作に対応。チューナの選局だけでなく、録画一覧や番組表を呼び出して、番組を選んで再生できる。また、IPX6/7防水対応のため、お風呂やキッチンでもテレビを楽しめ、汚れた場合は、食器用の中性洗剤で洗い流せる。出力800mW×2chのスピーカーやヘッドフォン出力も備えている。
モニターには、置き場所や視聴体勢にあわせて見やすい角度に調整できる「フリーアングルスタンド」を装備。別売のSフックを使った吊り下げ設置にも対応する。本体タッチパネル操作に加え、別売の防水リモコン「DY-RM35」からの操作も可能。
チューナとモニターの接続は、IEEE 802.11n/a/b/g無線LANで行なう。また、UN-15TDX7のチューナ部以外のDIGAに録画した番組もモニターで再生できる「お部屋ジャンプリンク」に対応するほか、Webブラウザ経由でネット動画を視聴できる。ACアダプタ駆動に加え、バッテリ駆動にも対応。バッテリ駆動時間は約2時間30分。外形寸法は382×35.7×253mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。
レコーダ部には、HDDのほかBDドライブも搭載。HDMI出力を備えており、通常のレコーダとしても利用可能。リモコン(非防水)も同梱される。SDカードやUSB端子も装備する。レコーダ部の外形寸法は430×199×59mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.7kg。
また、アプリ「Panasonic Media Access」を使うことで、専用モニター以外のiPhoneやAndroid端末でも放送/録画番組を楽しめる。さらに外出先のスマホなどからチューナ部の放送/録画番組を視聴できる「外からどこでもスマホで視聴」や、番組持ち出しなぢに対応する。