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ラックスマン、広帯域の表現力を高めた最上位ヘッドフォンアンプ「P-750u」
2017年4月28日 11:09
ラックスマンは、新フラグシップヘッドフォンアンプ「P-750u」を6月下旬に発売する。価格は30万円。カラーはブラスターホワイト。
独自の高音質増幅帰還回路ODNFの最新バージョン4.0を、完全な同規模・同一構成で4チャンネル分搭載。'13年発売の「P-700u」で定評のある音質に、「広帯域ののびやかな表現力と、自然でエネルギーみなぎる躍動感が加わった」という。
BTL接続によるバランス出力に対応し、左右のセパレーション性能の大幅な向上を始めとした、BTL(ブリッジ)接続のメリットを享受できる仕様とした。アンバランス出力時には、4チャンネル分用意された増幅回路を左右で2つずつ束ね、パラレル駆動することで出力電流の供給能力を倍に増強させ、ドライブ力を向上させる。
入力はXLRバランス×2とアンバランス×1。出力端子は4P XLRバランス×1、3P XLRバランス×1、ステレオ標準(アンバランス)×1、スルー出力。
連続実効出力はバランスが8W×2ch(16Ω)、4W×2ch(32Ω)、213mW×2ch(600Ω)。アンバランスが4W×2ch(8Ω)、2W×2ch(16Ω)、1W×2ch(32Ω)、53mW×2ch(600Ω)。SN比はバランス115dB、アンバランス110dB。
電子制御アッテネーターLECUAによる、左右のレベル偏差の極小化や、スムーズで音質劣化の少ない音量調節も可能に対応する。ヘッドフォンのインピーダンスと能率に合わせた3段階の感度切替やLRバランス調節、スルー出力のオンオフ機能なども装備する。
不要な外部振動を遮断するグラデーション鋳鉄製のレッグを採用。消費電力は42W。外形寸法は440×400×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.3kg。
4月29日、30日に東京・中野で開催される「春のヘッドフォン祭」でも参考出品する。