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GRADOの新フラッグシップヘッドフォン「PS2000e」世界初公開

 東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックのデジタルスタイルショップが主催する「春のヘッドフォン祭 2017」が、4月29日、30日に中野サンプラザで開催。入場は無料。ナイコムブースでは、米GRADOの新フラッグシップヘッドフォン「PS2000e」が世界初公開された。

新フラッグシップヘッドフォン「PS2000e」

 従来のフラッグシップは、特殊アルミニウム製合金ハウジングをまとったマホガニー材を使った「PS1000e」だが、それに代わる最上位として開発されているのが「PS2000e」となる。合金を使っているが、ハウジングの色味はダークなトーンになっており、かなり大人っぽい雰囲気のヘッドフォンだ。

 サウンドはまだ最終ではないとのこと。詳細は不明だが、価格はおおよそ30万円前後の見込み。発売時期は7月頃になるという。

ダークなトーンのハウジング
イヤーパッドを外したところ

 また、同社ブースでは、4月29日発売の限定ヘッドフォン「GH2」も注目を集めている。価格は69,800円。限定150台だが、注文が殺到しているという。

限定ヘッドフォン「GH2」

 中央アメリカ産のココボロ材をハウジングに使用。木目が美しい硬材で、高級な楽器、家具、チェスセットなどに使われている。GRADOではこの木材を、「これまで使用した中で一番美しく、音色的に心地よい素材」と位置づけている。

 最上級ココボロ材との相性を第一に開発された、専用ダイナミックドライバも搭載。47mm径で、ハウジングはオープンエア形式。再生周波数特性は14~28kHz。チャンネルバランスは0.05dB。インピーダンスは32Ω。