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HDR対応ハイスピードIGZO液晶の「AQUOS R」など、ソフトバンク夏スマホ

 ソフトバンクは、2017年夏向けのAndroidスマートフォン4機種を5月下旬以降、順次発売する。HDR対応のIGZO液晶ディスプレイを搭載したシャープ製「AQUOS R」や、960fpsスロー撮影などカメラ機能を強化したソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia XZs」などで、Xperia XZsについては別記事で紹介している。

AQUOS R(マーキュリーブラック)

AQUOS R

 7月上旬以降に発売するシャープ製スマートフォン。HDR対応の5.3型/2,560×1,440ドット「ハイスピードIGZO液晶」を搭載する。120Hz駆動により、残像を抑えて滑らかに映像を表示。動きの激しい動画や画面スクロール時の文字を見やすくしている。液晶の応答速度も約1.5倍(AQUOS Xx3比)とし、さらに滑らかな表示が行なえるという。カラーはマーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジの3色。

AQUOS R(左からジルコニアホワイト、ブレイズオレンジ)

 AQUOSテレビの技術を受け継いだ「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載し、デジタルシネマ向けのDCI規格に準拠した広色域パネルとカラーマッピング技術により、実物に近い色味で写真や動画を表示できるとする。HDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツのリアルな映像表現にも対応する。標準画質(SDR)のコンテンツや、AQUOS Rで撮影した動画もHDR画質のようなコントラストで楽しめる「バーチャルHDR」も搭載する。

 有効画素数2,260万画素のメインカメラと、有効1,630万画素のサブカメラを搭載。どちらも画角90度の広角カメラで、風景撮影や、背景を広く写し込んだ自撮りが行なえる。複数の被写体にピントを合わせられるマルチAFに対応し、メインカメラは光学式手ブレ補正にも対応。4K動画撮影も行なえる。

 4×4 MIMOアンテナを備え、下り最大612Mbpsの高速通信を実現。人工知能「エモパー6.0」も搭載する。バッテリ容量は3,160mAh。本体はIPX5/8とIP6Xの防水・防塵仕様。CPUはMSM8998(オクタコア 2.2GHz×4 + 1.9GHz×4)。メモリは4GB、ストレージメモリは64GB。microSDXCカードスロットも用意し、最大256GBまでのmicroSDメモリーカードに対応する。OSはAndroid 7.1.1。

AQUOS ea、DIGNO G

 「AQUOS ea」は、7月中旬以降発売のシャープ製スマートフォン。約5型/1,280×720ドットのIGZO液晶と、容量3,010mAhのバッテリを搭載し、高精細で明るい表示と低消費電力化を両立。長時間の電池持ちを実現する。本体はIPX5/8とIP5Xの防水・防塵仕様で、カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。

AQUOS ea(左からホワイトの前面、背面、ブラック、ピンク)

 有効約1,310万画素のメインカメラ、約500万画素のサブカメラを搭載。サブカメラは広角レンズで背景を広く写し込んだ自撮りができる。CPUはMSM8952(1.5GHz×4 + 1.2GHz×4)。メモリは2GB、ストレージメモリは16GB。microSDカードは最大256GBまで対応。OSはAndroid 7.0。

 「DIGNO G」は、7月上旬以降発売の京セラ製スマートフォン。IPX5/7とIP5Xの防水・防塵機能に加え、MIL規格14項目に準拠した耐衝撃性能を備えている。約5型/1,280×720ドット液晶ディスプレイと、有効約1,300万画素のメインカメラ、約200万画素のサブカメラを搭載。カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色。

DIGNO G(左からホワイトの前面、背面、ブラック、レッド)

 スマートフォンを初めて使う人向けに、従来の携帯電話に近い感覚で使えるという「かんたんビギナーホーム」と「ケータイ入力」を搭載。バッテリ容量は2,300mAhで、3日間以上使える電池持ちを実現する。CPUはMSM8917(1.4GHz×4)。メモリは2GB、ストレージメモリは16GB。microSDカードは最大256GBまで対応する。OSはAndroid 7.1。