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パイオニアのLightningイヤフォン「RAYZ Plus」一般販売。課金無しでHF PlayerのDSD再生可能
2017年5月22日 18:02
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、iPhoneなどのLightning端子と直結するパイオニアブランドのイヤフォン「RAYZ Plus」の一般販売を22日から開始した。主にヨドバシカメラ・ビックカメラでの販売となり、実売17,000円前後。音楽再生アプリ「HF Player」もアップデートされ、アプリの課金を行なわなくても、RAYZのユーザーはDSD/FLAC再生機能が利用可能になる。ただし、RAYZ Plusではハイレゾで再生にはならない。
RAYZ Plusは9.2mm径のダイナミック型ユニットを搭載したイヤフォン。4月21日からau公式アクセサリー「au+1 collection」取扱店にて先行販売がスタートしていたが、22日から一般販売も開始された。
リモコン部に48kHz/24bit対応のDACを搭載し、Lightning端子と直結し、デジタルデータをリモコン部でアナログに変換し、再生する。
ノイズキャンセリング機能も備え、ユーザーの耳に合わせてノイズ低減量などを調整するキャリブレーション機能なども備えている。Lightning接続用充電ポートをケーブルに装備し、充電しながら通話や音楽再生が楽しめる。充電ポートを省いた「RAYZ」というモデルも展開している。
発売に合わせ、「HF Player」も更新。RAYZがアプリの無料アンロック対象の機器となり、ハイレゾでの再生にはならないが、DSD/FLACの再生が可能になる。
さらに、HF Playerが持つリニア位相FIRイコライザで16,000以上の個別バンドで高精細なHDイコライゼーションと、ユーザーがカスタマイズしたEQプリセットの名称の保存、プロのミュージシャンが作成したイコライジングも選択可能になる。
また、RAYZのアプリ内からもスマートボタンを経由してHF Playerを立ち上げられる設定が追加される。