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4月のBD売上は前年比85.3%。前年の「フォースの覚醒」の反動
2017年6月8日 19:37
日本映像ソフト協会(JVA)は8日、2017年4月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は前年同月比92.5%の159億9,500万円で、売上本数は同70.5%の564万8,000枚。BD(UHD BD含む)とDVDの売上金額の割合は44:56。
2017年4月のBDビデオ全体の売上金額は、前年同月比85.3%の70億3,300万円で、数量は同79.5%の160万4,000枚(いずれもUHD BD売上を含む)。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は44%で、数量の構成比は28.4%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比84.8%の67億4,300万円、数量は同78.2%の141万8,000枚で、前年同月の「スターウォーズ/フォースの覚醒」の影響による反動減となった。レンタル店用は売上額が同90%の2億6,200万円、数量が同86.5%の17万7,000枚。
DVDビデオ全体の売上額は前年同月比99.2%の89億6,200万円とほぼ前年並だが、数量は同67.5%の404万4,000枚と大きく落ち込んだ。内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比98.9%の56億7,700万円、数量は同52%の163万8,000枚。レンタル店用は売上額が同101.3%の32億600万円、数量は同100.5%の227万9,000枚。
雑誌・コミックなどに付く「特殊ルート」ビデオソフトは、BD売上額が2,500万円で、数量は9,000枚。DVDが1,900万円で、数量は8万9,000枚。
BD/DVDの販売用の合計売上は前年比90.7%の124億2,000万円。レンタル用の合計売上は前年比100.4%の34億6,800万円とほぼ前年並みだった。
2017年4月の新作BDビデオは、販売用が前年同月比105.1%の267タイトル、レンタルは同343.8%の55タイトル。新作DVDは販売用が同94.1%の349タイトル、レンタルは同119.8%の418タイトル。