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EarSonics、3つの音が選べるイヤフォン「VELVET V2」。6BA「S-EM6 V2」も

 ヤマハミュージックジャパンは、仏EarSonicsのバランスド・アーマチュア(BA)ドライバ搭載イヤフォン2製品を7月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3ドライバの「VELVET V2」が88,000円前後、6ドライバの「S-EM6 V2」が126,000円前後。

VELVET V2

 EarSonics(イヤーソニックス)は、元ミュージシャンでサウンドエンジニアでもあったフランク・ロペス氏によって2004年にフランスで誕生。開発から生産、パッケージングまで一貫してフランスの自社工場で行なうなど高品質を追求している。

 「VELVET V2」と「S-EM6 V2」は、EarSonicsを代表する2モデルのアップデート版(V2)。

S-EM6 V2

 VELVET V2は3基のBAユニットを搭載。筐体の調整スイッチでクロスオーバーのバランスを「ウォーム」「タイト」「スタンダード」の3パターンで調整でき、インピーダンスも31.5〜41.5Ωの範囲で変化。V2は各周波数帯のレスポンスをよりシャープにし、きらびやかな高域を実現したという。

 S-EM6 V2は6基のBAを搭載しており、構成は低域×2、 中域×2、高域×2で、3ウェイクロスオーバーを内蔵。従来のフラットで分解能の高い音に「レスポンスの良い濃厚さが加わった新たなサウンド」になったという。インピーダンスは30Ω。

 再生周波数帯域は10Hz~20kHzで共通。入力感度はVELVET V2が119dB/mW、S-EM6 V2が112db/mW。どちらも長時間快適に装着できるというコンパクトなシェイプのシェルを採用した。ケーブルは着脱可能で、2ピン端子を採用。プラグはステレオミニ。