ラトック、4K/60Hz信号を2台に最大70m伝送できるHDMI延長分配器

　ラトックシステムは、4K/60Hz信号を2台の機器に分配し、LANケーブル経由で最大70m伝送できるHDMI延長分配器「REX-HDEXSP-4K」を7月中旬より発売する。価格は198,000円。デジタルサイネージなどの利用を想定している。

REX-HDEXSP-4K。手前が受信機×2、奥が送信機

　HDMI端子を備えた送信機1台と受信機2台で構成。送/受信機の間をCAT6/5eのLANケーブルで接続し、4K(4,096×2,160ドット)/60p(4:2:0)の映像/音声信号やIR・シリアル信号を2台に分配して最大70m伝送できる。1080p映像の場合は最長100mまで伝送可能。HDCPや3D信号に対応。帯域幅は10.2Gbps。

接続イメージ

　受信機は送信機からLANケーブル経由で電源供給する「PoC」(Power Over Cable)により、ACアダプタなどを使わず動作する。オプションで受信機「REX-HDEXSP-4KRX」(43,500円)を追加でき、最大4台までの映像機器に分配可能となる。

　筐体はメタル製。外形寸法/重量は、送信機が305×160×41mm(幅×奥行き×高さ)/約1,500g、受信機は97×106×27mm(同)/約270g。送信機用のACアダプタや、IR送受信ケーブル、ブラケットなどが付属する。