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ラトック、4K/60Hz信号を最大100m伝送できるHDMI延長器
2017年5月17日 14:01
ラトックシステムは、4K/60HzやHDCP 2.2に対応するHDMI延長器「REX-HDEX100-4K」を5月下旬より発売する。HDMI信号をLANケーブル経由で最長100mまで延長できる。価格は94,800円。
HDMI端子を備えた送/受信機の間をCAT6/5eのLANケーブル1本で接続し、4K/60Hz(24bit/4:2:0)の映像信号を最大100mまで伝送できる。3D、1080pのDeep Colorなどの映像や、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioなどの音声フォーマットにも対応する。帯域は最大10.2Gbpsで、著作権保護規格のHDCP 2.2もサポート。ディスプレイなどがHDCP2.2非対応時は、1080pでの伝送となる。同社ではUTPのCAT6/5eケーブルの使用を推奨している。
送信機はHDMI入力×1、Ethernet(RJ-45)×1、IR用3.5mmミニ×2を搭載。受信機はHDMI出力×1、Ethernet(RJ-45)×1、IR用3.5mmミニ×2。送/受信機ともにRS-232Cのコントロール端子1系統も装備する。HDMI端子はCECに対応する。HEC、ARCには非対応。再生/出力機器との接続に使用できるHDMIケーブルの長さは5m以内。
本体前面に接続状況を表すインジケーターを備える。外形寸法/重量は、送/受信機のどちらも110×110×30mm(幅×奥行き×高さ)/約265g。ACアダプタやIR送受信機、シリアル通信ケーブル、壁掛けマウントなどが付属する。