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ロック黄金時代を意識した、米CMTのユニバーサルイヤフォン「Vintage4/3/2」
2017年7月13日 14:33
テックウインドは、米Clear Tune Monitors(CTM)製のユニバーサルイヤフォンを取り扱い開始し、サウンドとデザイン性の高さの両立を目指した「Vintageシリーズ」を7月28日より発売する。
Vintageシリーズは、4ドライバの「VS-4」、3ドライバの「VS-3」、2ドライバの「VS-2」の3モデル展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格はVS-4が7万円前後、VS-3が59,000円後、VS-2が47,000円前後。
米国のカスタムインイヤーモニター(IEM)メーカーであるCTMが、その技術を活かして開発したユニバーサルモデルが「Vintageシリーズ」。音質へのこだわりに加え、ヴィンテージデザインも特徴で、「ロックンロールの黄金世代である1960年代当時に未来的だと考えられていたイメージ、スタイル、デザイン」をモチーフにしている。カラーバリエーションは、各シリーズともブラック、レッド、ブルー、ピンクの4色。
いずれもバランスドアーマチュア(BA)ドライバを搭載。4ドライバの「VS-4」は高域×1、中域×2、低域×1の3Wayで「パワフルでウォームなサウンド」。入力感度は119dB/1mw周波数レスポンスは20Hz-16.5kHz、インピーダンスは18Ω。
VS-3は、高域×1、中域×1、低域×1の3Wayで、「パンチの効いたアタック感が特徴。特にドラマー、ベーシスト、パーカッショニストに最適」としている。周波数レスポンスは20Hz~16kHz、入力感度は128dB/1mw、インピーダンスは20Ω。
VS-2は高域×1、中域×1で2Wayで「フラットで鮮明なサウンド」。周波数レスポンスは20Hz~15.5kHz、入力感度は110dB/1mw、インピーダンスは20Ω。
Vintageシリーズの音導管にはソフトシリコンを採用し、不要な反響を抑制。「素直で暖かな音を得られる」という。
7月15日~16日にベルサール秋葉原で開催される「ポタフェス2017 東京・秋葉原」では、CTMブースを出展。当日はVintageシリーズ全機種を試聴できる。
ケーブルは着脱可能。同梱品は、シリコンチップ、フォームチップ、クリーニングツール、標準プラグ変換アダプタなど。
モデル名 | VS-4 | VS-3 | VS-2 |
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入力感度 | 119dB @ 1mw | 128dB @ 1mw | 110dB @ 1mw |
周波数レスポンス | 20Hz~16.5kHz | 20Hz~16kHz | 20Hz~15.5kHz |
ドライバ構成 | BA 4基 (高域×1、中域×2、低域×1) | BA 3基 (高域×1、中域×1、低域×1) | BA 2基 (高域×1、低域×1) |
インピーダンス | 18Ω | 20Ω | 20Ω |
ノイズ減衰 | -26dB | -26dB | -26dB |