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山下達郎の“隠れ名盤”新作「COME ALONG3」がカセットテープで発売

 ワーナーミュージック・ジャパンとレコチョクは、山下達郎の“隠れ名盤”「COME ALONGシリーズ」の新作「COME ALONG 3」のCD発売を記念し、シリーズ3作のカセットテープセットと、カセットプレーヤー、「COME ALONG 3」のジャケットをプリントしたTシャツを発売する。カセットの収録曲はスマホにダウンロードして聴く事も可能。レコチョクが運営するWIZY(ウィジー)限定販売で、期間限定の予約販売となる。予約期間は7月28日~2017年9月3日23時59分まで、発送は10月末の予定。カセットのセットは8,900円(税・送料込)。

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 カセットの製品名は「『COME ALONG』1~3カセットテープBOXプラン」。さらに、1,000個限定で、カセットとカセットプレーヤーをセットにした「『COME ALONG』1~3カセットテープBOX+プレイヤープラン」(17,000円/税・送料込)、カセットとTシャツをセットにした「『COME ALONG』 1~3カセットテープBOX+オリジナルプリントTシャツプラン」(11,600円/税・送料込)を用意する。

 「COME ALONG」シリーズの誕生は1979年の夏。レコードショップでの店頭演奏用に作られた販売促進目的のアナログレコードがキッカケになっており、楽曲の曲間に小林克也のDJが入る構成になっていた。当初はプロモーション目的のみの制作だったが、反響が大きく、正式発売の要望が多数寄せられたという。

 これを受け、カセットテープだけが1980年3月に発売。その後、LP化、CD化され、1984年には続編となる「COME ALONG II」発売。鈴木英人のイラストによるジャケットも相まって、隠れた名盤としてファンの評価も高く、長らく続編のリリースが望まれていた。

 昨年リリースされたシングル「CHEER UP! THE SUMMER」が久しぶりの夏ソングとしてヒットしたことを機に、夏をイメージした選曲による「COME ALONG 3」の企画がスタート。2017年8月2日に、シリーズ33年ぶりとなるCDリリースが決定。小林克也のDJ、鈴木英人がジャケットを担当し、「2017年の夏の雰囲気をコンパイルした“タツロー、夏のベストアルバム”な内容になっている」という。ワーナーミュージック・ジャパンから発売され、価格は2,200円。品番はWPCL-12690。

 今回のカセットやプレーヤー、Tシャツの販売は、このリリースを記念し、WIZYで企画されたもの。カセットテープには、収録楽曲をスマートフォンにダウンロードして楽しめる「プレイパス」用のダウンロードコードも付属。専用ページにアクセスし、コードを入力、アプリを使ってカセット収録曲をスマホにダウンロードし、再生できるようになる。

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※カセットではなくCD版です
山下達郎
COME ALONG 3