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スマホから1タップで“自分のラジオ番組配信”、エキサイトが「Radiotalk」公開

 エキサイトは、ラジオ番組のようなトークを、誰もが手軽に配信できる音声CGM(消費者生成メディア)アプリ「Radiotalk(β版)」を公開した。Android版を9日から提供しており、iOS版は8月中旬に提供予定。無料で利用できる。

Radiotalk(β版)

 アプリにあるボタンをタップし、スマホに向かって話をして収録。保存したトークを、自分だけのラジオ番組として配信できる。リスナーとして、気になるトークコンテンツを探し、他の人の番組を聴く事もできる。バックグラウンド再生にも対応しており、他のアプリを使いながら、“ながら聴き”する事も可能。

 テキストや画像ベースで視覚を使うメディアとは異なり、音声で入力し、手放しで聴いて楽しめる、「新たな“CGM”」として提案。エキサイトの社内ベンチャー制度から立ち上がった新規サービスとなる。

 1つのアカウントにつき、1つの「番組」が作れ、自分の「番組」からは上限なく幾つでも「トーク」を配信可能。「トーク」は1つ12分までで、匿名で登録できる。生配信ではないため、トークに満足できない場合は、配信を見送る事もできる。

 リスナーとして使う場合、聴きたい「番組」や、 後で聴きたい「トーク」などをまとめて「お気に入り」に登録できる。

 配信者は、番組タイトル、説明文、ジャケット写真を自由に登録可能。「ホーム」では、みんなのトークと番組を、人気順や新着順に見られる。

 エキサイトでは活用例として、「好きなラジオ番組などのコーナーのパロディに挑戦」、「休み時間に、 友達と2人で最近気になるニュースへの意見を語る」、「飲みながら、 同席できなかった友達に後から聴かせるトークを配信する」、「顔出しはせずにドキュメンタリーや実況中継を録る」、「匿名だからこそ言える本音トークを話」、「ブログに書ききれない、 映画や書籍のレビューを語る」といったものを提案。

 「小説家や随筆家といった著作家とは異なる魅力が"ブロガー"にあり、 テレビに出る芸能人とは異なる魅力が"YouTuber"にあるように、ラジオに出演するプロのパーソナリティとはまた違う、 一般の利用者ならではの等身大のトークからトークコンテンツの新たな盛り上がりを創出していきたい」としている。