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容疑者“声”でスマホから自分のラジオ番組配信、「Radiotalk」に“変声”機能

エキサイトは、ラジオのようなトークを手軽に配信できる無料アプリとして展開している「Radiotalk」のiOS版に、収録した音声の速度やピッチを加工し、「容疑者男」、「子供」、「モンスター」のような音声に編集できる機能を追加した。

エフェクト機能として、声の高さ・低さを変更可能。声を少し高くしたい、低くしたい場合、「カスタム」項目から調整。自分の声から大きく変えたい場合は、「容疑者男」、「容疑者女」、「子供」、「モンスター」から選び、フィルタをかけられる。

動画配信アプリが多く台頭しているが、顔出しに対する抵抗があるユーザーも多い事から、Radiotalkでは「匿名でもOK、音声のみで顔出し不要、さらに変声も可能」を実現することで、「ありのまま自身を情報発信することに対して抵抗がある利用者の配信ハードルを下げ、もっとも気軽に表現できるアプリを目指す」としており、その一環としてエフェクト機能が追加された。

スピード変更機能は、1.0倍速、1.3倍速、1.5倍速、1.7倍速、2.0倍速から選べ、カスタム設定も可能。トークを聞いているユーザーが、1.3~1.7倍速再生を多く活用している事から、トーカー(配信者)側で速度を変えられるようにしたという。これにより、「スラスラと話すことができなくても聴かせるトークに近づけることができる」という。

さらに、マイクに口を近づけすぎて音割れしてしまう場合への配慮として、音量をトーカー側で小さくできるようにした。

今後、トリミング機能も追加予定。リスナーにとって、出だしで再生の継続が決まりやすいことから、トークの開始と終了のタイミングをトリミング機能によって調整できるようにする予定。これらの機能により、「簡単に実力以上の音声配信が可能になる」という。