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WOWOW、テレビ向け4Kサイマル配信や全米テニス2Kマルチ配信など実証実験

 WOWOWは、グループ会社のアクトビラと協力し、ハイブリッドキャスト(HybridCast)を活用したテレビ向けの「ラグビー4Kサイマル配信」と「テニスピックアップコート2K生配信」の実証実験を8月22日から順次実施する。

ラグビー4Kサイマル配信

 ハイブリッドキャストは、 放送と通信を連携させるテレビ向けのサービスで、インターネット経由で豊富な情報をテレビに提供できる。今回の実証実験は、WOWOWが重点戦略と位置付ける「放送と配信が連動したTV向けの新サービス開発」の第1ステップに当たり、テレビ向けの「4Kサイマル配信」や「ライブ配信」など、現在検討中の新サービスの実現を視野に入れた取り組みとなる。

「ラグビー4Kサイマル配信」実証実験は、8月22日18時から、WOWOWライブでリピート放送される「ラグビー フランスリーグ TOP14 16-17シーズン プレーオフ決勝」(6月4日初回放送)で、ハイブリッドキャストを活用したTV向け4Kサイマル配信の実証実験を行なうもの。

 インターネット回線に接続し、4Kネット動画配信に対応するハイブリッドキャスト搭載テレビの番組視聴者は、画面上に表示された切り替えボタンにより、ワンタッチで番組の4Kサイマル配信にアクセスし、シームレスかつリアルタイムに同じテレビ画面上で番組を4K映像で楽しめる。

 「テニスピックアップコート2K生配信」実証実験は、8月28日~9月11日に生中継する「全米オープンテニス」で、ハイブリッドキャストを活用して、放送以外の試合を生配信する「ピックアップコートサービス」をテレビ向けに2Kで生配信する。ピックアップコートサービスは、通常WOWOWメンバーズオンデマンドで配信しているが、テレビの画面でもハイブリッドキャスト経由で視聴可能になる。同じ画面上に最大3つのピックアップコートサービス試合を表示できる。

テニスピックアップコート2K生配信