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鼓膜の生体工学を振動板に応用したイヤフォン「KC09」。MMCX対応で実売1.4万円

 IC-CONNECTは、OSTRY製のダイナミック型イヤフォン「KC09」を9月5日より発売する。MMCX端子のリケーブルに対応し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は14,000円前後。eイヤホンで8月29日に先行予約受付を開始した。

KC09

 10mm径ダイナミックドライバを搭載したイヤフォンで、鼓膜の生体工学技術を応用したという厚さ2μmの薄型振動膜や、CCAWコイルを採用。ハウジングにはチタンコーティングを施し、高級感と耐久性を向上。フェイスプレートには黒のレザーをあしらい、左右チャンネルを判別しやすいデザインとした。

 発売済みのイヤフォン「KC06」や「KC06A」からデザインやドライバ設計を見直し、中高域のクリアさや低域の高いレスポンスとアタック感など、サウンド面を大幅に進化させたという。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、感度は101dB、インピーダンスは32Ω。

 OSTRYのイヤフォンとして初めてMMCXリケーブルに対応。MMCXコネクタは接続強度と安定性の問題を解消しつつ、互換性もあるという特別設計のものを採用した。

 ケーブル長は1.3mで、銅線に銀メッキを施した。メッシュ生地の被膜によってクセがつきにくく、タッチノイズも軽減するという。入力プラグはステレオミニ。今後、アップグレード用のケーブルを発売予定で、銀線ケーブルや単結晶銅線ケーブルなどを用意する。

付属のケーブル