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耳型計測データで装着性高めたイヤフォン。9.2mmドライバ/PET振動板で約1,480円
2017年9月12日 13:42
エレコムは、耳型の計測データに基づいたデザインにより装着感を高めたイヤフォン2モデルを9月下旬より発売する。AV機器用の「EHP-CN800Aシリーズ」と、スマートフォン用でマイクリモコン付きの「EHP-CN800Mシリーズ」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、AV機器用モデルが1,480円前後、スマホ用が1,980円前後。カラーは、両シリーズともブラック(BK)、ピンク(PN)、ホワイト(WH)の3色を用意する。
耳たぶと耳珠の間のくぼみの部分「珠間切痕」の角度と、「外耳道(耳穴)」の角度を計測し、耳への最適な挿入角度や、ケーブルの向きをデザイン。抜け落ちにくくぴったりとした装着感を実現したというイヤフォン。イヤーピースは、XS/S/M/Lの4サイズが付属する。
9.2mmのダイナミック型ドライバを搭載。「コンパクトながら明瞭感のある高域と透明度のある中域、豊かな低域を実現する」としている。
振動板に6ミクロンのPETフィルムを採用し、レスポンスを向上。振動板の表面に40本のリブを設け、振動膜の変形、分割振動、ローリングなどの異常振動を防ぎ、歪みの少ないリニアな出力特性を実現したという。また、高磁力のネオジウムマグネットにより、ダイナミックでキレの良い低音を再現可能としている。軽量なCCAWボイスコイルで振動のレスポンスを向上、ワイドレンジでクリアな音質を実現。
ドライバユニットの前後にダクトを設けたセミオープン構造を採用。通気抵抗を最適化したダクトにより、振動板の動作をよりスムースにすることで抜けの良いクリアなサウンドとした。
再生周波数帯域は20Hz~20kHz、音圧感度は98dB/mW、インピーダンスは19Ω。
スマートフォン用のEHP-CN800Aシリーズは4極のステレオミニプラグを備え、ケーブルに着信応答/通話終了スイッチも搭載したマイクを装備する。AV機器用のEHP-CN800Aシリーズは3極のステレオミニで、リモコンマイクは搭載しない。
ケーブルの長さは両機種とも1.2mで、絡みにくいエラストマー素材を使用。芯線の中にナイロン線を入れることで強度を向上した。ケーブルを除く重量は約6g。