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米Bose、初の完全分離ワイヤレスイヤフォン。Googleアシスタント対応「QC35 II」も
2017年9月21日 23:02
米Boseは21日(現地時間)、同社初の左右完全分離型ワイヤレスイヤフォン「SoundSport Free」と、Googleアシスタントによる音声コントロールに対応したワイヤレスノイズキャンセルヘッドフォン「QuietComfort 35 wireless headphones II(QC35 II)」を発表した。
SoundSport Freeは10月発売予定で、想定売価は249.95ドル。QC35 IIは21日より発売し、想定売価は349.95ドル。
SoundSport Free
ボーズ初の左右完全分離型ワイヤレスイヤフォンとなる「SoundSport Free」は、新開発のアンテナにより、左右イヤフォンのBluetooth接続安定性を向上。スポーツ向けにIPX4防水に対応したほか、独自のStayHear+チップの採用などで装着感にこだわっている。
DSP技術により、音質を最適化。リチウムイオンバッテリを内蔵し、約5時間の連続駆動に対応。また、バッテリを内蔵した充電ケースが付属し、ケースだけで10時間分のイヤフォン充電に対応する。アプリ「Bose Connect App」には、落とした場合などにイヤフォンを探せる「Find My Buds」機能を備えており、最後に使った場所や時間が確認できる。カラーはTriple BlackとBlue and Yellow Citronの2色。
Googleアシスタントに対応した「QC35 II」
QuietComfort 35 wireless headphones II(QC35 II)は、'16年発売のQC35をベースに、新たに音声アシスタント技術の「Googleアシスタント」を追加したノイズキャンセル対応のBluetoothヘッドフォン。Googleアシスタントを搭載した初のヘッドフォンとなる。
従来のQC35もマルチファンクションボタンを用いて、AppleのSiriを利用できたが、QC35 IIでは、左ハウジングの新しいアクションボタンを用いて、Googleアシスタントを呼び出せるため、スマートフォンをロック解除せずに操作できる。お気に入りのプレイリストを再生したり、Googleカレンダーの予定を読み上げるといった機能が利用可能。
通話やメッセージやイベント、リマインダーの読み上げにも対応。Googleアシスタントに質問して、フライト時間の確認やスポーツのスコアなどもチェックできる。
また、アプリの「Bose Connect App」を用いて、ノイズキャンセル効果の強弱設定やOFF設定にも対応。アクションボタンへの機能割り当ても行なえる。バッテリ駆動時間は20時間。カラーはブラックとシルバー。