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NHK、「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」をNHK ONEで全競技・全種目配信。スマホ/TV向けアプリで快適視聴

開会式と閉会式のキャスターを務めるNHKアナウンサーが集結。左から開会式担当の曽根優氏、星麻琴氏、閉会式担当の吉岡真央氏、渡辺憲司氏

NHKは27日、2月6日に開幕する「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」を、NHK ONEで全競技・全種目配信する事を発表。総合テレビとEテレで放送する番組をNHK ONEで同時配信、見逃し配信するほか、「NHKプラス」のスマホアプリやテレビ向けアプリの中にオリンピック特設ページを開設する。

開幕に先駆け、1月29日に、NHK ONEのWeb版において、オリンピック特設ページを本格オープン。その後、2月2日に「NHKプラス」アプリの中にもオリンピック特設ページを新たに開設する。

NHK ONEのWeb版におけるオリンピック特設ページ
「NHKプラス」アプリの中にもオリンピック特設ページが開設。左がスマホアプリ、右がテレビ用アプリの画面だ

これらの特設ページでは、放送時間枠の制約などで、番組で伝えきれない中継映像などもライブストリーミング配信などで伝え、全競技・全種目配信する。配信時間は合計840時間以上になる見込み。

特設ページで楽しめる動画コンテンツは以下の通り。

  • ライブストリーミングまたは見逃し視聴によるすべての競技・種目の配信
  • 日本選手が出場する競技・種目はすべて日本語実況付きで配信予定
  • 日本選手が出場する競技・種目の速報動画や1日まとめハイライト
  • そのほか、現地の盛り上がりや話題を伝える現地取材班制作のショート動画など

Web版の特設ページでは、一番上に表示されるエリアに「カルーセル」と呼ばれる、その日に1番注目の動画を、ライブ配信、見逃し配信問わず配置。その下にライブストリーミング配信している競技動画のサムネイル画像が並び、その下のエリアにはNHKプラスの、放送側の同時見逃し配信へのリンクが並ぶ。

NHK ONEのWeb版に作られるオリンピック特設ページ。一番上に表示されるエリアに、カルーセルと呼ばれる、その日に1番注目の動画を、ライブ配信、見逃し配信問わず配置する。まだ開幕していないため、中の文章やデータは仮のもの
ライブストリーミングされている競技や、NHKプラスの、放送側の同時見逃し配信へのリンクが並ぶ

これらの動画には、「競技名」や「メダリスト」、「金メダル」、「見逃し」などのタグが付与されているため、例えば、気になる競技のタグをクリックして、その競技の動画を一気に観るといった楽しみ方も可能。

「競技名」や「メダリスト」などのタグが付与され、タグから動画を探すこともできる

さらに、総合・EテレやBSのほか、NHKの五輪関連番組をまとめた「放送予定」や、全競技・種目の日程、途中経過を含む「結果速報」、選手情報、五輪関連ニュースなど幅広い五輪情報へのリンクも用意するなど、オリンピックを楽しむためのワンストップなページになっているのが特徴。

スマホ向けアプリだけでなく、テレビ向けアプリでも専用ページを作っているのもポイントで、「スポーツ中継は大画面で見たいという方も多いと思われるので、テレビアプリの方でも、競技をフルサイズで視聴できることをお楽しみいただきたい」という。

また、NHK BSとBSプレミアム4Kでも、計270時間以上を放送予定。NHK BSではすべての競技を放送する。BSプレミアム4Kでは、フィギュアスケートのすべての試合を放送。「日中の、見やすい時間帯に高精細な映像と迫力の音声でお届けする」という。

さらに、開催国であるイタリアの魅力を紹介するため、イタリア関連の番組を集中的に放送。BSでしか見られない、例えばレオナルド・ダ・ヴィンチの軌跡をたどりながら、その素顔に迫る「杏の旅するミステリー ミラノ ダビンチの運命を変えた街」や、「イタリアの旅5つの物語 ~オリンピックの地を訪ねて~」などを2月22日まで集中編成で放送していく。

開会式/閉会式のキャスターを務めるアナウンサーが集結

27日にNHKで行なわれた会見には、開会式と閉会式のキャスターを務めるアナウンサーが集結。開会式担当の曽根優氏、星麻琴氏と、閉会式担当の渡辺憲司氏、吉岡真央氏で、それぞれ、意気込みを語った。

曽根アナウンサー

曽根アナウンサーは、今回のオリンピックが、複数都市での共同開催であり、聖火台が2箇所に設けられ、複数の会場を結んで同時進行される事に触れ、「おそらくこれまでないような形で進んでいくと思われ、それをどうやって星さんと伝えていくのかという事を、今、考えながら打ち合わせを進めているところです。どんな開会式になるのか、その驚きをあの日本でご覧になってくださる皆さんと共有しながら、お伝えしていきたい」と語る。

なお、ウインタースポーツに詳しい曽根アナウンサーが一番注目しているのは、カーリングの日本女子代表である、フォルティウスの吉村紗也香氏。「同年代のライバルに阻まれていた吉岡さんが、その壁を乗り越え、初めてのオリンピックに挑むということで注目しています」という。

星アナウンサー

星アナウンサーは、選手たちの名前や過去の大会での成績などを学ぶために、Excelで一覧表を作り、勉強中とのこと。それに加え、レオナルド・ダ・ヴィンチやジョルジオ・アルマーニなど、イタリアの文化や歴史についても、曽根アナウンサーと共に学んでいるという。

渡辺アナウンサー

閉会式を担当する渡辺アナウンサーは、「スピードスケートのスピード感や、アイスホッケーのスピードと迫力などを近い距離で体験したい」と語る。また、「大会中、競技をとにかく見逃さないようにして、各選手にどのようなバックボーンがあるのか、しっかりと把握したい。その蓄積が、きっと閉会式でも役に立つと思っています」とコメント。

吉岡アナウンサー

吉岡アナウンサーは、「閉会式で、各選手がどんな事を目標にして、大会に望んでいたのか、これまでの歩みなども踏まえて放送でコメントできるようにしたい」と意気込みを語り、「ちょっとだけイタリア語を勉強しようと思ったんですが、まだ簡単な挨拶ぐらいしか覚えられず(笑)、どこかで使えるといいなと思っております」と笑顔を見せた。